朝のうがい|5月18日のことです。
Release: 2019/05/18 Update: 2019/05/18
朝のうがい
人の精神の働きは、目・耳・鼻・皮膚などより入って、口より言語となって出てくる。人の働きのうち、口によるものが、どんなに大切なことでありましょう。
この大切な口を、まず清めてすすぐ、これが朝のうがいである。この口から私の今日の命のかてが、清く豊かに送り入れられ、私の思想が、生命が清く朗らかに言語のリズムとなり、音楽の波をなってこの門から出ていく、これは生命の門である。
この門をまずすすぎ、浄めて、今日一日の生命のはたらきに入りましょう。これがうがいの意味ではないでしょうか。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月18日の言葉です。
考えてみたことがない。
口がないとどうなってしまうのか。
朝一番、顔を洗い口をすすぎうがいをするのにその意味を考えてみる。
どんな行為でも意味がないものはない。
そういうことを考えていくときっとビジネスにもやくに立つような気がします。
今日一日朗らか安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
万物には心がある 物は生きている。万物には心がある。物には、我等同胞と同じように敬愛の心を持って接せねばならぬ。 これを知り行なうとき、人は初めて、物から好まれ、恵まれ、助けられる。 わが心の反射鏡の…
正常心 動物は、本能によって、異常な働きをする。暗夜に物につき当らぬ。渡り鳥が、その方向を間違えぬ。 人は、そもそもそうした本心を持っているのであるが、我がままに堕して、そうした能力を失ってしまった。…
良き友を持つ 世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であてはならぬのです。 しかしながら、私どものごとき凡人…
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…
見るは、知るの端である。知ることによって、敬が高まり、和が強まり、愛が深まる。まさに歌境に入る出発点は、見ることである。じっと見ることである。そのまま見ることである。 見ることによって、形、色、香と性…