母は母乳の如く|10月8日のことです
Release: 2019/10/08 Update: 2019/10/08
母は母乳の如く
人を生み、育て、やしなう、これは親の愛である。家庭をつくり、社会をいとなみ、人の世の幸福と文化を生み出だすものとは、人の愛である。
愛の乳は、出しても尽きる時がない。愛は母乳の如く、与えぬと涸れてしまう。無尽蔵とは愛の倉につけた名であろう。この愛によって、すべてのものが、それぞれの個性のままに、育ち栄える。
愛にみちあふれて、皆がその所を得た有様を和という。一ぱいにたたえた姿、欠けた所がない、うらみも、そねみも、争いもない、みち足りた喜び、これが和である。
10月8日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
死んでも残る文章。
そういう価値ある文を書くためににはどうすればいいのでしょうか。
丸山敏雄先生の言葉はいろいろな角度があるように感じます。
詩人であったり教育者であったり。
人に伝えるということは難しいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人生の二大根本真理 この「人生というものは二度くり返し得ないものだ」ということと、もう一つは、われわれ人間は、いつ死なねばならぬかわからぬという、人生に関するこの二大根本真理が、心の底でガッチリと切り…
事業の目的 この仕事は、何のためにするのか、だれのためにするのか。 これまでは、自分の金もうけのため一家の幸福のためであり、それが当然と思い、何の疑いも持たなかった。 それが実は、さかさまである。人の…
水を絶(わた)れば必ず水より遠ざかる。客水を絶りて来らば、これを水の内に迎うる勿れ。(行軍) 絶水必遠水。客絶水而来、勿迎之於水内。(令半済而撃之利。欲戦者、無附於水而迎客、視生処高、無迎水流、此処水…
引き上げぶり 仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。 すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、…
心は大宇宙に住む 体がどんな境遇にあろうと、職業にあろうと、精神は自在である。 この境地を悟るために、修行者はわざと苦難に突入した。 哲人・ディオゲネスは樽の中にいてアレキサンダーに会った。 青年諸君…