神様に会計を任せる|11月28日
Release: 2019/11/28 Update: 2019/11/28
神様に会計を任せる
ある田舎に疎開したまま、遠く南方に出ていた夫は亡くなり―その代わりに、夫の生前にその人格に打たれた人たちを四人もあずかって、昔覚えた芸道をわずかに口そそぎの料として暮らしている女性があります。
私はある時、その婦人をたずねました。「あなたはどうして、そんなに朗らかな、美しい心で、おくらしになることができますか」と。婦人はやや老いづくらしき顔を輝かせて申しました。「私は、このささやかな家の経済は一切、神様におまかせしてございます。」と。
11月28日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
人に感銘を与えられる人。
こういう人に出逢うのも自分の心がよい状態でないといけないと思いました。
常に言葉を肯定的に捉えていけない自分ではいけませんね。
お金のことは神様にまかせて自分を磨く生き方をする。
大事なことかもしれませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人間が、他の動物とちがって、いろいろの不幸に出会っているのは、その元は全部、わがまま、気ままの心からです。 このわがままは、何よりもまず、朝寝から始まる、と申してよいのです。「人生の不幸は朝寝から」し…
仕事が面白い 遠路を歩んで疲れそうになると、歌を歌う。田植えの時でも、「今日はこれだけは」と必死になる時、田植え歌を始める。すると、急に能率があがり疲労も少ない。 それは仕事が面白くなるからである。す…
人生の妙味 その職、その位置、その能力、そのままありのまま、よろこんで働く。ここに平等の権利がある。そして、それぞれのめぐみがある。 真理は、いつも自然である。おのずからである。それが必然であり、そう…
敬の心 敬はおのれ(己)をじっと見つめることから始まる。自分がここに生きているのは、日々食物をたべ、衣服を着、家に住むことができるからである。さらに、この生命は父母にうけ、祖先にうけ、ずっとさかのぼれ…
宇宙とつながる「息」 母親の胎内に十カ月のやすらぎの成長を遂げると、呱々の声と共に、外界に生まれ出てくる。 その時、肉体は別になるが、呼吸のリズムは、母親と同じ調子に、ちょうど時計のネジをかえられたよ…