学びの道|11月26日
Release: 2019/11/26 Update: 2019/11/26
学びの道
弟子の師に対する「情」は、絶対敬幕、尊崇無雑の絶対随順、その「義」は血縁の父子をも超えて、親子以上の親子、命の契りの上に立つものであった。
弟子がその師に絶対順従するが故に、その師のもつ有りとあらゆるもの一切を、受ける、自らして得る。
学道の要は、ただ己を虚しくするにある。師を仰ぎ尊ぶにある。その学芸を技能を習熟するには、身命を忘れるにある。学道のために、己をかえりみぬにある、名利をはなれるにある。
11月26日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、、今日の言葉です。
おはようございます。
弟子と師の関係というのはこうあるべきなんでしょうね。
そういう関係性には美しさも感じます。
世の中がどう変わろうとこういう世界は素敵なのは間違いありません。
職人の世界どれも努力と師弟の関係なくして素晴らしいものは出来ないと感じます。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
まずは目的を確立することであります。そうして勉強する。「その学校に入るんだぞ」、と肚をきめる。 はっきりと肚を決めないから、できぬのです。必ずやる、決める。肚をきめるから、ちっとも動揺していない。 そ…
安じてこの世を去る この世にある間は、自分の全力を挙げてこの世の務めを尽くす。これやがて、安じてこの世を去る唯一の秘訣でありましょう。いざという時に心残りのない道、これ真に安じて死に得る唯一の道であり…
体の不思議 世の中に不思議は多い。しかし、人の肉体ほど不思議なものはない。 顔に二つの写真機がすえつけてある。両側には、見事な受信機の耳をもってる。その下の鼻の窓、口の門戸、内臓の一つ一つ、手足の自由…
大体ー大人・小体―小人 其の大体に従へば大人となり、其の小体に従へば小人となる。(告子上十五章) 【訳】 (人の体には大体と小体の区別があるが)大体、すなわち良心に従っていけば偉大な人物となる。小体、…
夫れ惟慮(おもんばか)り無くして、敵を易(あなど)る者は、必ず人に擒(とりこ)にせらる。 夫惟無慮、而易敵者、必擒於人。 「なんの深い考えもなく、敵を軽んずるだけであるなら、敵の捕虜になるのがおちだ」…