株式会社 ニムリス【公式】 >
日記 >
孫子・呉子 >
秋亳(しゅうごう)を挙ぐるも多力と為さず。日月(じつげつ)を見るも明目と為さず。雷霆(らいてい)を聞くも恥耳(そうじ)と為さず。(軍形)|2月9日
秋亳(しゅうごう)を挙ぐるも多力と為さず。日月(じつげつ)を見るも明目と為さず。雷霆(らいてい)を聞くも恥耳(そうじ)と為さず。(軍形)|2月9日
Release: 2020/02/09 Update: 2020/02/11
秋亳(しゅうごう)を挙ぐるも多力と為さず。日月(じつげつ)を見るも明目と為さず。雷霆(らいてい)を聞くも恥耳(そうじ)と為さず。(軍形)
挙秋毫不為多力。見日月不為明目、聞雷霆不為聴耳。
「毛の先を手で持ち上げたからといって、誰も力持ちとは思うまい。太陽や月が見えるからといって、誰も目がきくとは思うまい。雷鳴が聞こえたからといって、誰も耳がよいとは思うまい。そんな普通の人なら誰でもムリなく自然とできる。戦争だって、ムリなく自然な勝ち方をするのがよいのである」
秋亳(しゅうごう)とは、秋に生え変わ毛のこと。
要するに、派手でなく地味な、ムリのない自然な勝ち方がベストだと説明している。
2月9日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
勝つとしても派手なものではいけないということですね。
本当に強い勝ち方とはわからないように水面下で動きながらということですね。
世界の中にはそんな企業がたくさんあるのでしょうね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
幸福の正道 人間、幸福のただ一つの正道は、家庭の人々を喜ばせ、職場の人々を喜ばせ、社会を喜ばせ、すべての物を喜ばせる生活である。 そしてこれが、最も楽しい、また行きづまりのない無限の幸福な生活である。…
本業の覚悟 自分の生命をかけての本業、これはたとえどんなことがあっても微動だもしてはならぬ。すべての勢力を傾け、研究をつくし、身をもって実行して、これについての勉強ぶりは天下何人にもひけをとらぬ、とい…
苟も善を好まざれば 夫れ苟も善を好まざれば、(中略)人を千里の外に距つ。士千里の外に止まらば、(中略)国治まらんことを欲するも得べけんや。(告子下十三章) いやしくもぜんをこのまざれば、(中略)ひとを…
理論を真の力に高める そもそも人間というものは、単なる理論だけで立派な人間になれるものではありません。理論が真に生きてくるのは、それが一個の生きた人格において、その具体的統一を得るに至って、初めて真の…
子を易へて之れを教ふ 子を易へて之れを教ふ。(離婁上十八章) こをかえてこれをおしう。(るろうかみじゅうはっしょう) 【訳】 (昔は)自分の子供と他者の子供をとりかえて教えた。 〇松陰は、「人の道の根…