良き友を持つ|7月18日のことです。
Release: 2018/07/18 Update: 2018/07/18
良き友を持つ
世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であてはならぬのです。
しかしながら、私どものごとき凡人は、その不断の努力がなかなかむつかしいのです。ここに良友の励ましと、助言と、感化とが必要になってくるのです。忠告してくれる友も結構です。励ましてくれる書友も必要です。しかし最上の良友とは、自分自身が一貫不断の研鑽練磨を続けて、率先して範を示してくれる友なのです。
7月18日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
客観的に忠告してくれる友の話にはしっかりと耳を傾けなければいけませんね。
刻苦勉励(こっくべんれい)とはなんでしょうか。
心身を苦しめて仕事や勉学に励むこととあります。
その努力を常にできないのが人間でもあります。
だから良き友が必要。
共に学ぶ環境をつくり良き友をつくっていく努力も必要ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
生命を磨き、手入れ、これが教育であるのに、どこに目標がないというのか、生命の拡大と完成とが人の生活であるのに、どこにいったい不満があっておもしろくないのか、何に不明があってうちふさいでいるのか。 日々…
これまで不自由は、時のせい、所のせい、人のせい、環境のせいと考えた。しかし、そうではなかった。 これで厳寒の候に、寒さちぢみ上がるのは、さもしい心の人間共だけである。この時、動物の多くは、しずかに冬眠…
慈愛の人が来る 振り子は、右に行っただけ、また左にふる。ピサの斜塔でガリレオが実験して以来、今日までこの法則に変化ない。 奪いとった物はまた取りかえされ、喜んで与えたものはまた己に還って欲深きものは同…
人のために尽くす 苦痛に出くわした時は、百八十度に方向をかえて、進んでゆけばよいのであるが、人は案外おろそかである。方向がちがっていることもわかりきっているのに、ずんずん深みに落ちて行く。道義も地にお…
私の職場 今日一日の私の個性をことごとく、人類の幸福のため世界文化のため有らんかぎりに燃やしたてるのはその職場のほかにないと思うと、おのずからえりを正す気持ちになる。進み勇んで、さっと入って行く、私の…