苦悩から逃げない|12月21日
Release: 2019/12/21 Update: 2019/12/21
苦悩から逃げない
苦難は人を殺すためにあるのではない。人をより善くし、より一歩を進めさせようと向上させようとしているのである。
一世の師表と仰がれる人々はもとより、世のいわゆる成功者という人たちについて、ただしてみるがよい。どのように苦難に直面して、喜び勇んで働いたか。
苦難を恐れ、いやがり、排斥して、逃げまわっているのは、まことに悔しいことである。
ダイヤの川原に下り立ちながら、その光を恐れて逃げ出すよりも、惜しいことである。
12月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
おはようございます。
何が悔しいことか。
それは気づかないことですね。
間違ったかな?しくじったかな?怒られた。
すべてどう捉えていくかといいうことにかかっている。
それだけのことですね。
気づける人になっていきたいものです。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
人の世のすべては、自分の鏡であり、さらに草木も、鳥獣も、自然の動きも皆、わが鏡であることが判ってくる。 作物も、家畜も、わが心の生活をかえれば、その通りに変わっていゆく。 私をとりまく大自然は、ただわ…
知ることは信ずること 人は、縄をもっては、その肉体をしばる事はできるが、その精神をくびることは出来ぬ。 人の心をかなしばりにしばりつけるものは、ただ一の信(まこと)あるのみである。 「士は己を知る人の…
我が身を引きうける 何か不都合が起こったとき、それは自分が悪いのである。 苦しいときには自分が間違っていたのであり、人が苦しむときも己が至らないからであると、一切を己の責めに取る。骨、我が身に引きうけ…
春風をはらんで、青空高く、いくつかのタコがあがっている。タコは風のまにまに上がったり下がったりおよぎまわっている。しかし、いつも一本の糸によって持ち主の手につかまれている。 人もまたこのように、造物主…
まっしぐらに進む 水はただ万鏡・万物に順応して、ただ己の天性を守り、使命をつくし、すきあって入らざるなく、低きについて流れざるはない。 人もまた生まれて以来、目指す方途に向かって進みに進むこと、また、…