赤子の心を失はざる者|5月26日のことです。
Release: 2018/05/26 Update: 2018/05/26
赤子の心を失はざる者
大人とは、其の赤子の心を失はざる者なり。(離婁下十二章)
たいじんとは、そのせきしのこころをうしなわざるものなり。(りろうしもじゅうにしょう)
【訳】
徳の高い心ある人は、いつまでも赤子のような純真な心を失わないでいる者である。
5月26日、孟子一日一言の言葉です。
純真とは素直ということだと理解してもいいと感じます。
なんでも素直な心で受け入れるようにするというのは簡単ですが難しいことです。
たくさんの経験を積むと素直な心でいられないというような場面があります。
それでも純真な心、素直な心で受け入れて改善していったり行いを正していくことが大事なんでしょうね。
ずっと先を見ていかなければなりませんね。
今日一日がんばります。
関連コンテンツ
為すあらんとする者は 顔淵曰く、「舜何人ぞや、予れ何人ぞや」と。為すあらんとする者は亦是くの若し。(滕文公上首章) がんえんいわく、「しゅんなんびとぞや、われなんびとぞや」と。なすあらんとするものはま…
恒の産なくして恒の心ある者は 恒の産なくして恒の心ある者は、惟だ士のみ能くすと為す。(梁恵王上七章) つねのさんなくしてつねのこころあるものは、ただしのみよくすとなす。(りょうのけいおうかみななしょう…
堯舜も人と同じきのみ 堯舜も人と同じきのみ(離婁下三十二章) ぎょうしゅんもひととおなじきのみ。(りろうしもさんじゅうにしょう) 【訳】 堯も舜でさえも、普通の人と変わりはない。 〇松陰は、「聖天子と…
善を好む 善を好む。(告子下十三章) ぜんをこのむ。(こくししもじゅうさんしょう) 【訳】 (孟子の弟子の楽正子は)善を好む人間である。 〇松陰は、「『善を好む』ということは、政治をとる人が座右の銘と…
平世・乱世 禹・禝は平世に当る。(中略)顔子は乱世に当る。(離婁下二十九章) う・しょくはへいせいにあたる。(ちゅうりゃく)がんしはらんせいにあたる。(りとうしもにじゅうきゅうしょう) 【訳】 禹・禝…