赤子を保んず|3月27日のことです。
Release: 2019/03/27 Update: 2019/03/27
赤子を保んず
儒者の道は古の人赤子を保んずるが若しと。( 滕文公上五章)
じゅしゃのみちはいにしえのひとせきしをやすんずるがごとしと。(とうぶんこうかみだいごしょう)
【訳】
儒者の道では、古の聖賢が(人民を治めるには)あたかも母親が自分の赤子を保護するようにするという。
孟子一日一言。3月27日のことです。
これから選挙まっさかりですが口では立派なことを言う人ばかりですね。
いつもは先生と呼ばれていても突然ただの人になります。
選挙の時ばかりではなく常に謙虚な姿勢でいてほしいものです。
まずはご近所からが大事ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
欿然たらば、則ち人に過ぐること遠し 之れに附(益)するに韓・魏の家を以てするも、如し其の自ら視ること欿然たらば、則ち人に過ぐること遠し。(尽心上十一章) これにふ(えき)するにかん・ぎのいえをもってす…
未だ夷に変ぜらるる者を聞かざるなり 吾可れ夏を用つて夷をへんずる者を聞けるも、未だ夷に変ぜらるる者を聞かざるなり。(滕文公上四章) われかをもっていをへんずるものをきけるも、いまだいにへんぜらるるもの…
中心より面目に達す 其の親死すれば則ち挙げて之を壑に委つ。(中略)其の顙に泚たるありて睨して視ず。夫の泚たるに非ず、中心より面目に達す。(滕文公上五章) 【訳】 親が死ぬと、その死骸を運び、谷間に棄て…
勢を忘れる 古の賢王は善を好みて勢を忘る。古の賢士何ぞ独り然らざらん。其の道を楽しみて人の勢を忘る。(尽心上八章) いにしえのけんおうぜんをこのみていきおいをわする。いにしえのけんしなんぞひとりしから…
必ず規矩を以てす 羿の、人に射を教ふるには必ず彀に志す。学ぶ者も亦必ず彀に志す。大匠の人に教ふるには必ず規矩を以てす。学ぶ者も亦必ず規矩を以てす。(告子上第十九章) げいの、ひとにしゃをおしうるにはか…