逃げるから苦しい|2月26日のことです。
Release: 2019/02/26 Update: 2019/02/26
逃げるから苦しい
行き詰っては打ち開け、開けてはまた行きづまる、それが人生の進行の相であり、ここに妙味がある。なにを、自ら求めて苦しんでいるのだろう。
事情の苦しみ、境遇のもだえ、これは自分で苦しむから苦しいのである。心を落ち着けて、その苦しみの中にじっと入りこんでゆく心になれば・・あらふしぎ、苦しみは苦しみでなくなる。
逃げるから、苦しい。逃れようともだえるから、悩むのである。「よし何でも来い」と、進んで喜んで、苦難に立ち向かう。ここに、光明の天地が開ける。
2月26日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の今日も言葉です。
おー、たしかにそうです。
逃げるな、負けるなと思うのであります。
時間がないということもうまくいかないということも実際逃げたり悩んだりするからいけないんですね。
全部を受けて立つという気概でいれば何も怖くない。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
現在に生きる 人は常に、現在の一瞬に生きている。そのほかは我はなく、これを外しては人生はない。 過去はすぎさった現在であり。未来は来ようとする現在である。ただ今に生きる、これが人生である。 現在の一瞬…
耳という心の関門 聞えぬことを無理に聞こうとして、聞き耳を立てたり、また聞いても聞かぬふりをしたり、耳をとおしてわが心を偽ることは皆、耳の機能をにぶらせ、耳を聞えなくすることである。 「風疎竹に来る …
これがよい ある家庭の実話である。半年くらい前、ある事情から家屋敷を他人にゆずった。家人たちも悲しみにとざされた。 かくして幾日かのもだえの後、「これがよいのだ」と思い至った主人は、一家の人たちにこれ…
蓋し帰りて虆梩を反して之れを掩へり。之れを掩へること誠に是ならば、則考子仁人其の親を掩ふことも亦必ず道あらん。(滕文公上五章) けだしかえりてるいりをはんしてこれをおおえり。これをおおへることまことに…
身に在り 人恒に言あり。皆天下国家と曰ふ。天下の本は国に在り、国の本は家に在り、家の本は身に在り。(離婁上五章) ひとつねにげんあり。みなてんかこっかという。てんかのもとはくににあり、くにのもとはいえ…