帰すれば斯に之れを受けんのみ|12月13日のことです。
Release: 2018/12/15 Update: 2018/12/15
帰すれば斯に之れを受けんのみ
墨を逃るれば必ず楊に帰し、楊を逃るれば必ず儒に帰す。帰すれば斯に之れを受けんのみ。(尽心下二十六章)
ぼくをのがるればかならずようにきし、ようをのがるればかならずじゅにきす。きすればここにこれをうけんのみ。(じんしんしもにじゅうろくしょう)
【訳】
墨子の教えを学ぶ者がその誤りを悟ると必ず楊子の門に走り、やがて楊子の説の誤りを悟ると必ず(中庸を得た)儒学の道にもどって来る。儒学の道にもどって来たら、これを受け入れるだけのことである。
12月13日、孟子一日一言の言葉です。
墨子、楊朱の思想を学んで誤りに気付く。
極端な思想なのでしょうか、学んだことはありませんが。
結局は孔子や孟子のを学ぶことになったのでしょうか。
人それぞれに考え方は違うし何をを信仰しようが自由だと思いますがね。
論語は考えさせられることが多く。孟子は力をもらうことが多いように感じます。
個人的には。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
親の恩 愛育の恩とか、教育の恩とか、生み育てた恩、これが父母の恩であるが、それが自然のうちに行われるので、恩の感じがしない。何十年も同じ家に住み、共に健康で、苦しみに出逢ったことなどない親子の間には、…
心を専らにし志を致さざれば 今夫れ弈の数たる少数なれども、心を専らにし志を致さざれば、則ち得ざるなり。(告子上九章) 【訳】 今、あの囲碁の技術などというものは実につまらない技ではあるが、心を専一にし…
関西のある町に、銭湯を業としている方がありました。「どうしたならば、”日本一の気持ちのよいお風呂”と皆さん喜ばれるか」と心をくだいた結果、まず、一番に掃除をはじめました。 このほかに気をつけていること…
親・貴 之れを親しむには其の貴からんことを欲す。(万章上三章) これをひたしむにはそのとうとからんことをほっす。(ばんしょうかみさんしょう) 【訳】 人を親しみ愛すれば、誰しも貴かれと願(い、また富む…
尽く書を信せば則ち書なきに如かず 尽く書を信せば則ち書なきに如かず。(尽心下三章) ことごとくしょをしんせばすなわちしょなきにしかず。(じんしんしもさんしょう) 【訳】 『書経』に書いてあることを全て…