2018年5月の記事

朗らかになる法|5月31日のことです。

丸山敏雄 2018/05/31公開

朗らかになる法 まず何よりも、朗らかな声を出す、言ってしまう、表現する。 世の中のユーモアは、笑いは、詩は、歌は、漫画は、音楽は、世を朗らかにするために現れた神の奏楽である。 上を向く。空を仰ぐ。胸を ・・・

危邦には入らず|5月31日のことです。

孟子 2018/05/31公開

危邦には入らず 邦道有るに(くにみちあるに)、貧しくて且つ賤しきは恥なり(まずしくてかついやしきははじなり)。邦道無きに(くにみちなきに)、富み且つ貴きは恥なり(とみかつたっときははじなり)。(泰伯第 ・・・

天下を服す|5月30日のことです。

孟子 2018/05/30公開

天下を服す 善を以て人を服する者は、未だ能く人を服するものにあらざるなり。善を以て人を養ひて、然る後に能く天下を服す。天下心服せずして王たる者は未だ之れあらざるなり。(離婁下十六章) ぜんをもってひと ・・・

人は我が心の反映|5月30日のことです。

丸山敏雄 2018/05/30公開

人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい ・・・

博・詳・約|5月29日のことです。

孟子 2018/05/29公開

博・詳・約 博ろく学びて詳らかに之れを説くは、将に以て反って約を説かんとするなり。(離婁下十五章) ひろくまなびてつまびらかにこれをとくは、まさにもってかえってやくをとかんとするなり。(りろうしもじゅ ・・・

ほんとうの働きとは|5月29日のことです。

丸山敏雄 2018/05/29公開

ほんとうの働きとは 生きているということは、動いているといことである。 動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。 ああ今日は働いているな、という間は、まだなまける ・・・

一秒の中に生きる|5月28日のことです。

丸山敏雄 2018/05/28公開

一秒の中に生きる 人は、はてしもないほど広い地球の上の、ただ一つの点に立っている。 と同時に、限りもない昔から終わりもない未来にと続いて流れていく時間の、ただ一秒の中に生きている。 そしてまた、今生き ・・・

自得せんことを欲す|5月28日のことです。

孟子 2018/05/28公開

自得せんことを欲す 君子は其の之れを自得せんことを欲するなり。(離婁下十四章) くんしはそのこれをじとくせんことをほっするなり。(りろうしもじゅうよんしょう) 【訳】 心ある立派な人は、道なるものを自 ・・・

商品は天下の宝|5月27日のことです。

丸山敏雄 2018/05/27公開

商品は天下の宝 あなたのお店に扱っておられる商品は、これこそ天下の宝です。 これを尊ぶことが、その商品を大切にするもとになるのですが、十分研究されておられますか。 研究することは、それに興味を持つこと ・・・