お家の芸|12月17日のことです。
Release: 2018/12/18 Update: 2018/12/18
お家の芸
「お家の芸」という言葉には、限りない味がある。
自分ただ一人の創作ではない、その血にとけ、その肉にしみて、声となり技となって、伝えにつたえ、ねりにねったまことの集積、生命の結晶‥‥これが、「芸」である、「技」である。
そしてこの芸は、どんなとき最も高潮に達するのであるか。
師に没入し、芸にとけこんで、すべての己が無くなったとき、伝来の集積の芸が、美が、その総てに息づいて、宇宙を背景として、共にともに躍動するのである。
12月17日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
何かお家の芸となるまで極めているものがあるでしょうか。
伝統的なことを受け継いでいる家などはそこが違うのでしょうね。
どこまでもこだわり極めていくということは気持ちの良いことです。
自分がなくなるまで没頭できるものを見つけたいものです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
本日はSNAP|Autoposterの調整をしておりますがなかなか難しいですね~。 簡単にはいかないです。 何が間違っているのかよくわかりませんがしかしうまくいけば便利ですよね。…
生之れを性と謂ふ 生之れを性と謂ふ(告子上三章) せいこれをせいという(こくしかみさんしょう) 【訳】 (告子がいった)「もって生まれたままのものが人間の本性である」と。 〇松陰は、告子のいう「性は猶…
考を思へば維れ則とす 詩に曰く、永く言に考を思ふ、考を思へば維れ則とすと。(万章四章) しにいわく、ながくここにこうをおもう、こうをおもえばこれのりとすと。(ばんしょうかみよんしょう) 【訳】 『詩経…
人は我が心の反映 子の欠点を改めようとすれば、その原因は子にはなく親自身にある。子を気にせず、自分を改めようと努める。 取引の相手に、金払いのよくない商人があるとすれば、これは己の金払いに対する賤しい…
恥の人に於けるや、大なり 恥の人に於けるや、大なり、機変の巧を為す者は用つて恥づる所なし、人に若かざるを恥ぢざれば、何の人に若くことあらん。(尽心上七章) はじのひとにおけるや、だいなり。きへんのこう…