一秒の中に生きる|5月28日のことです。
Release: 2018/05/28 Update: 2018/05/28
一秒の中に生きる
人は、はてしもないほど広い地球の上の、ただ一つの点に立っている。
と同時に、限りもない昔から終わりもない未来にと続いて流れていく時間の、ただ一秒の中に生きている。
そしてまた、今生きている一瞬一瞬は、前と後ろに二つの面をもっている。
一方は、暗い、冷たい、陰の面、ほかの一方は、明るい、暖かい、陽の面。そして、どちらに向いて進むも、自由勝手である。ただ陽の面に進めば、常に喜びと幸福とがまっているが、陰の方に行けば、必ず苦痛と不幸が控えているだけである。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、5月28日の言葉です。
今日の論語でも時間や歴史を感じましたがここでも感じますね。
今日は改めて時間を考える日なのでしょうか。
私にとっては変革の時代に突入したように感じるのと、終わりも感じる今日でもあります。
陽とは人間の心理、倫理に基づき進むことですね。
道理というはきまっていて人がおかしいと思ったことは大抵間違った方向ですね。
それこそ陰です。
その間違っていない道を進まないと自分が壊れてしまいます。
陽に向かう。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
真実は心の中にあり 物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。 高い所の上がって見下ろしてみる…
世にいう青年の恋愛、命をかけて恋い慕う情熱。これは、愛の燃えたった絶頂ではなくて、実は出発なのです。真の夫婦の間に生まれる愛情は譬えようも考えようもない、うるわしく、ゆかしいものです。 こうした夫婦生…
心は大宇宙に住む 体がどんな境遇にあろうと、職業にあろうと、精神は自在である。 この境地を悟るために、修行者はわざと苦難に突入した。 哲人・ディオゲネスは樽の中にいてアレキサンダーに会った。 青年諸君…
物をはぐくみ育ててゆく根本の心は、愛です。愛とは、十分に慈光を与えて、温めてやり、見守って、自然の成長を待つことです。 それから、愛する心はどうして出てくるか。その第一番目の門は、これを見るということ…
一歩外の出る 君は、服がないという、住宅が狭苦しいとこぼす。 なるほど、君の肉体は破れ服に包まれ、見すぼらしい家に暮らしているのであろう。 それはまちがいないことだ。 しかし心は、いつまでも破れ服の中…