出足を早く|1月25日のことです。
Release: 2019/01/25 Update: 2019/01/25
門を出るとき、玄関を去るとき、ここに一つの引きしまりがつく。そのため多くの場合、門柱があり、看板があり、何か目じるしがある。これは、外部の人に対してだけ何か役に立つというものではない。私自らの心のくくり、それはここにあるとそう思って、後ろに向き直って一礼する。それが作法であろう。その継ぎ目、それが朝の出発であり、夕の引き上げである。出足を早く、引き足をはやく、ただしその出も引きも、作法通りルール通り一分のすきもないー見事な出馬、あざやかな引き上げ。これで、日々の仕事が完成していく。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月24日の言葉です。
何事にも決まりを作ってそれを実行してく。
習慣になれば問題ないことがたくさんあります。
忙しくてできないというのはまだまだ習慣となっていないことです。
挨拶や礼というのが大事というのは理由があるからだと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
二人に弈を誨へしむ 弈秋そして二人に弈を誨へしむ(告子上九章) えきしゅうをしてにたりにえきをおしえしむ。(こくしかみきゅうしょう) 【訳】 (国内一の名人の)秋に、二人の弟子に囲碁を教えさせることに…
丘陵・隄防には、必ず其の陽に処りて、これを右背にす。此れ兵の利、地の助けなり。(行軍) 丘陵隄防、必処其陽、而右背之。此兵之利、地之助也。 「丘陵や堤防に陣をしく場合には、必ずその日の当る所、すなわち…
一日一回 「一日一回」、これは上達の秘法である。地球が一度まわる、その間一度くりかえす。これと、リズム(運動)を合わせるということになる。これを大きくいうと、大宇宙とその呼吸を合わせるという。この境地…
軍争は利たり。軍争は危たり。軍を挙げて利を争えば、則ち及ばず、(軍争) 軍争為利。軍争為危。挙軍而争利、則不及、(委軍而爭利、則輜重捐。) 「戦闘によって勝利を得れば、戦局は有利になるが、反面、危険も…
君子は之れを存す 人の禽獣に異る所以のもの幾ど希なり。庶民は之れを去り、君子は之れを存す。(離婁下十九章) ひとのきんじゅうにことなるゆえんのものほとんどまれなり。しょみんはこれをさり、くんしはこれを…