大欲の立場にたつ
Release: 2022/08/29 Update: 2022/08/29
大欲の立場にたつ
人間が真に欲を捨てるということは、実は自己を打ち越えた大欲の立場にたつということです。すなわち自分の一身の欲を満足させるのではなくて、天下の人々の欲を思いやり、できることなら、その人々の欲を満たしてやろうということであります。【85】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
欲というものの代表が、食欲、性欲、睡眠欲の三大欲求ですがこの生命に関わる欲求を抑えるというのはたしかに並み大抵ではありませんね。
もう少しという部分を意欲的、意識的に抑えるということを実践し続けるしかないのでしょうね。
普段の生活への感謝の力を高めないと、どうにもあたり前から人のせいにしがちな思考に移りますね。
言葉ではわかった風に言っていますが実際にはまったく欲に勝てたこともありませんね。
あと少し食べたい、あと少し寝たい。
こういうものを抑えない、何も改善しないような気もします。
せっかちに動いてみます。
関連コンテンツ
人の話は一番前で聞け 念のために、ついでにちょっと申しておきますが、人の話を聞くときは、後の方で聞くと、どうしても批判的になりやすいのです。(中略)これに反して、一番前の席で聞くのは信受の態度です。そ…
立志をもって根本とする② 私は、志を打ち立てるところに、学問の根本眼目があると信じるものです。その他すべての事柄は、要するにこの根本が打ち立てられるところに、おのずからしてできてくるのです。【292】…
学歴は無用 とかく人間というものは、地位とか学歴とかに引掛っている間は、真の徹底した生き方はできないものです。学歴というようなけち臭いものに引っ掛かっている間は、その人の生命は十分には伸び切らないから…
真の面目を発揮する 今この真面目という文字を、真という字の次に「の」の字を一つ加えてみたらどんなもんでしょう。そうしますと、言うまでもなく「真の面目」と読まねばならぬことになります。ところがこうなると…
まず対話の際の心得ですが、それには、なるべく相手の人に話さすようにする。さらには進んで相手の話を聞こうとする態度が、対話の心がけの根本と言ってよいでしょう。ところが、普通には、どうしてもこちらが喋りす…