子、長者を絶つか|3月5日のことです。
Release: 2019/03/05 Update: 2019/03/05
子、長者を絶つか
子、長者を絶つか。長者、子を絶つか。(公孫丑下十一章)
し、ちょうしゃをたつか。ちょうしゃ、しをたつか。(こうそんちゅうだいじゅういっしょう)
【訳】
あなたの方からこの年寄り(孟子)と縁を絶たれるのか、それとも年寄りの方から縁を絶つのか。
〇松陰は、「世間一般の人を見るのは形式である。君子は心を重視する」と記している。
孟子一日一言、3月5日、今日の言葉です。
心を重視する。
人間関係を作るのは簡単なことではありませんね。
形からでもなんでも自分が納得できればそれでいいとも言えます。
相手の心を引きだす傾聴能力も大事かもしれませんね。
それがコーチングというでしょうか。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
崇に於て吾れ王に見ゆることを得たり。退きて去るの志あり、変ずるを欲せず。故に受けざるなり。(公孫丑下十四章) すうにおいてわれおうにまみゆることをえたり。しりぞきてさるのこころざしあり、へんずるをほっ…
性は猶ほ杞柳のごとし 性は猶ほ杞柳のごとし(告子上首章) せいはなおきりゅうのごとし(こくしかみしゅしょう) 【訳】 (告子がいった)「人間の性の本性は水辺に生える柳のような(どちらにも曲げることがで…
伊尹-五たび湯・桀に就きし者 五たび湯に就き、五たび桀に就きし者は、伊尹なり。(告子下六章) ごたびとうにつき、ごたびけつにつきしものは、いいんなり。(こくししもろくしょう) 【訳】 五回も殷の湯王に…
惟だ義のある所のままに 大人は言、信を必とせず、行、果を必とせず、惟だ義の在る所のままにす。(離婁下十一章) 【訳】 (言行一致は美徳ではあるが)徳の高い心ある人は、口にしたことを必ずしも実行するとは…
眸子より良きはなし 人に存する者は眸子より良きはなし。(中略)其の言を聴きて其の眸子を観れば、人の焉んぞ廋さんや。(離婁上第十五) ひとにそんするものはぼうしよりよきはなし。(ちゅうりゃく)そのげんを…