希望
Release: 2022/05/05 Update: 2022/05/05
希望
人間は、自分一人の満足を求めるチッポケな欲を徹底的にかなぐり捨てる時、かつて見られなかった新たな希望が生まれ出るものです。【88】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
欲も自分の欲を満たすような私欲というものが問題になる。
欲ということを考えると一言文句を言ってやろうと考える場合がある。
そいいう時にどういう心の動きがあるのかと、考えることが出来るか出来ないかということも重要だと感じます。
GWで渋滞している。普段車をあまり乗っていないような人が乗ったり、地方からの人が道をよくわからないで変な運転をしているような場面が多々あります。
その時の心がどうなるかだと思うのです。
経済が動いて多少なりとも世の中が良くなって来ているかもとか。戦争がない日本は幸せだとか。そういうことを考えられると腹も立たないわけです。
しかし、一方では全く私欲でイライラしてあおってみたりする人もいるわけです。
どちらに心が動くかよく考える必要はあるような気はします。
関連コンテンツ
気分とは妙なもの 人間の気分とうのは妙なもので、一杯いや半杯のご飯でも、その足りないことを他人のせいにしている間は、なかなか我慢しにくいものです。ところが心気一転して、「どの程度こらえることができるか…
わたくしには、なんど聞いても飽きぬ話が三つある。一つは(地蜂の)蜂の子とりの話。次はやまめ釣りの話。そして最後は富山の薬屋の新規開拓の苦心談。 この話に一番の興味を示して下さったのが、京大教授の幇芳賀…
「随処作主」とは、人はどんな境遇の中にあっても、リンリンとして生きてゆける人間になることでしょう。 「随処ニ主ト作レバ、立処皆ナ真ナリ」とは、臨済録にある有名な言葉です。それぞれが、その場その場で主人…
学問修養には気魄を要す 古人の学と言えば、必ず聖人たらんことを志したものです。しからば今日われわれ日本人として、いやしくも学問修養に志す以上、われわれのもつ偉大な先人の踏まれた足跡を、自分も一歩なりと…
主体を立てる 「一剣を持して起つ」という境涯に到って、 人は初めて真に卓立して、 絶対の主体が立つ。 甘え心やもたれ心のある限り、 とうていそこには到り得ない。 #森信三一日一言 #森信三 #森信三運…