得ればー長ぜざるなく・失えばー消せざるなし|8月13日のことです。
Release: 2018/08/13 Update: 2018/08/13
得ればー長ぜざるなく・失えばー消せざるなし
苟も其の養を得れば物として長ぜざるなく、苟も其の養を失えば物として消ぜざるなく。(告子上八章)
いやしくもそのやしないをうればものとしてちょうぜざるなく、いやしくもそのやしないをうしなへばものとしてしょうせざるなし。(こくしかみはっしょう)
【訳】
(草木にせよ、良心にせよ)仮にも、正しく養い育てていけば、生長しないものはない。また、仮にも育て方を間違えば、どんなものでも消え失せてしまわないものはない。
正しく育てる。難しいことです。
自分が子供を正しく育てているのか。甚だ疑問です。
消え失せてしまう。
それは大きな問題です。
自分自身が正しい方向にまずは行かなければいけませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
非礼の礼、非義の義 非礼の礼、非義の義は、大人は為さず。(離婁下六章) ひれいのれい、ひぎのぎは、たいじんをなさず。(りろうしもろくしょう) 【訳】 形式的には礼に似ているが、実際には、礼に合わない礼…
心を労する者は人を治め、力を労する者は人に治めらる。人を治めらるる者は人を食ひ、人を治むる者は人に食はる。天下の通義なり。(滕文公上四章) こころをろうするものはひとをおさめ、ちからをろうするものはひ…
子路曰わく、未だ同じからずして言ふ、其の色を観るに赧々然たり。由の知る所非ざるなりと。是れに由りて之れを観れば、則ち君子の養ふ所知るべきのみ。(滕文公下七章) しろいわく、いまだおなじからずしていう、…
歳を罪することなくんば 王、歳を罪することなくんば、斯に天下の民至らん。(梁恵王上三章) おう、としをつみすることなくんば、ここにてんかのたみいたらん。(りょうけいおうかみさんしょう) 【訳】 王がも…
徒善・徒法 徒善は以て政を為すに足らず、徒法は以て自ら行ふこと能わず。(離婁上首章) とぜんはもってまつりごとをなすにたらず、とほうはもってみずからおこなうことあたわず。(りろうかみしゅしょう) 【訳…