断 42
人の長たる人において最も重要な資質は、一方では、多くの人々を容れる包容力ふあると共に、さらに今ひとつの資質として、「断」を下しうる処がなくてはならぬからである。けだし「断」は現実界における決断、決定の力といってよく、随ってもしこの「断」を下すことができなかったとしたら、現実界において事業の成功は絶対に見難いといってよいであろう。
#運命を創る100の金言 #森信三
決断することは事業においてとても大事です。
とにかくやると決めて絶対にやるぬくという決断をしなければ何事も成就し難い。
それを伝えていく力も求められます。
この伝える力の問題がとても重要で自分だけが決断してもなかなか全体に伝わらないということもあります。
断の継続には道義的なものも必要でしょう。
間違った決断を全体が行うというのは社会的な問題にも発展しますね。
道義や誠、真心などリーダーが身につけなければいけないものがあるようにも感じます。
事業の継続には様々なものが必要でしょう。
先のことを考えなければいけません。
そこには常に決断力が問われますね。
今日の松下幸之助一日一話には、「私は経営者が百人の人を緊張させて、大いに成果を上げようと思えば、その人の活動が、はたの人がみて、「気の毒な」と思うくらいにならないといけないと思う。「うちのおやじ、もう一生懸命にやっとる。気の毒や」という感じが起これば、全員が一致団結して働くだろう。けれどもそうでない限りには、経営者の活動の程度に応じてみな働くだろうと思う。」という一文があった。
毎日は決断の連続だけれでも、それぐらいの気概が必要だということだと感じた。
一日の全充実は、私の場合は働きに応じてという感じもする。
今日も一日がんばります。