明日は必ずくる|1月20日のことです。
Release: 2019/01/21 Update: 2019/01/21
明日は必ずくる
一時の苦しみ、しばしの痛み、それは更に大きく、いよいよ健康に進み高まるための、しばしのくらがりである。これが去ったとき、夜あけのような光明の舞台が開ける。雨後のような晴ればれしさがめぐってくる。夜になったといって、だれが悲しむ者があるか。休みの時がきたのだ、すでに明朝が近づいたのだ。必ず明日がくる。
悲観は、雲である。憂いは、霧である。さわやかな希望の薫風(かぜ)で吹きはらおう。燈火をあかるくしよう。そして高く掲げよう。燈を太くしただけ、高くかかげただけ、必ず前途は打ち明ける。
丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)1月20日の言葉です。
必ず来るんです。
明日と言わず明後日も。
どんなにいやでも時間は進んで行く。
今、そこで苦しもうが喜ぼうが同じく進む時間。
希望は心の太陽。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
守成は退歩 世に「守成」という言葉がある。「創業はやすいが、守成はむずかしい」と。 創業は新しいことを築き上げて日々進んでいるのであり、守成とは過ぎたものを守っているので日々あとしぎりをしている。進歩…
武士道が育んだ文化 我が国の歴史上に、いわゆる中世という七百年、この時代は中堅階級の武士であったが、彼らは堅固な道義を築きあげて、社会生活をもちつづけたばかりでなく、日本文化の精髄を磨き出した。これは…
我が力を誇る 楽聖ベートーヴェン、文豪シェークスピア、画聖ラファエロに、英雄ナポレオン、聖雄ガンジーに、誰があなたの生命にそうした大天才をしのぐ力が無いとすることができるか。その力は生命より発揮する。…
朗らかな心 朗らかな心はすべてのものを、いだく、育てる、進める、成就させる。 朗らかな心は、人生の光明であり、温熱であり、なごやかなうるおいである。 腹はすいた、足は疲れた、すでに夕方が近づいてくる。…
真実は心の中にあり 物は、一つの所につかまって、そこだけ見ては、ほんとうの事はわからぬ。「井の中のかわず」とか、「針の穴から天をのぞく」とか言うのは、そのことであろう。 高い所の上がって見下ろしてみる…