春秋に義戦なし|11月22日のことです。
Release: 2018/11/22 Update: 2018/11/22
春秋に義戦なし
春秋に義戦なし。(尽心下二章)
しゅんじゅうにぎせんなし。(じんしんしもにしょう)
【訳】
孔子の書かれたという『春秋』には、正義にかなった戦というものは一つもない。
〇松陰は、「この一句は告子下七章(本書九月十九日、二十一日参照)とあわせて考えるべきである」と記している。
http://bit.ly/2I80pvV
http://bit.ly/2PWqcKd
戦争といものを考えた時にはほんとうの正義というのはないということでしょうか。
必ずどちらも正義をもって戦っているかもしれませんが実際は自分達の都合ということなのでしょうね。
戦争はよくありませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
章を成さざれば達せず 流水の物たるや、科に盈たざれば行かず。君子の道に志すや、章を成さざれば達せず。(尽心上二十四章) りゅうすいのものたるや、あなにみたざればゆかず。くんしのみちにこころざすや、しょ…
君を軽しと為す 民を貴しと為す。社稷之れに次ぎ、君を軽しと為す。(尽心下十四章) たみをたっとしとなす。しゃしょくこれにつぎ、きみをかろしとなす。(じんしんしもじゅうよんしょう) 【訳】 国家とって人…
仁義を懐ひて 人の臣たる者仁義を懐ひて以て其の君に事へ、人の子たる者仁義を懐ひて以て其の父に事へ、人の弟たる者仁義を懐ひて以て其の兄に事へなば、是れ君臣父子兄弟利を去り、仁義を懐ひて以て相接するなり。…
其の親を親とし、其の長を長として 人々其の親を親とし、其の長を長として、天下平かなり。(離婁上十一章) ひとびとそのしんをしんとし、そのちょうをちょうとして、てんかたいらかなり。(りろうかみだいじゅう…
人々己れに貴きもの 人々己れに貴きものあり、思はざるのみ。(告子上十七章) ひとびとおのれにとうときものあり、おもわざるのみ。(こくしかみじゅうななしょう) 【訳】 人間は誰も皆自分自身の中に貴いもの…