江河を決するが如く|10月21日のことです。
Release: 2018/10/21 Update: 2018/10/21
江河を決するが如く
其の一善言を聞き一善行を見るに及んでは、江河を決するが如く、沛然として之れを能く禦ぐことなきなり。(尽心上十六章)
そのいちぜんげんをききいちぜんこうをみるにおよんでは、こうがをけっするがごとく、はいぜんとしてこれをよくふせぐことなきなり。(じんしんかみじゅうろくしょう)
【訳】
(舜は)ひとたび何か善い言葉を耳にし、何か善い行いを目にすると(善を学び、それを我がものとしようとして)、まるで揚子江や黄河の水を一気に切り落としたかのように、それに向かって突き進んだ。それは誰も妨げ、止めることができなかった。
10月21日、孟子一日一言の言葉です。
善い行いをすぐに実践していくことが大事ということでしょうか。
表現がすごいですね~。
揚子江や黄河を切り落としたかのようにという。
どんだけの行動力なのでしょうか。
その一部でもいいからあやかりたいものです。
善いということをすぐに実践する。大事なことですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
許行 神農の言をなす者、許行あり。(滕文公上三章) しんのうのげんをなすもの、きょこうあり。(とうぶんこうかみさんしょう) 【訳】 (昔、鋤、鍬を初めてつくり、人民に農業を教えたという)神農氏の説いた…
道に当り仁に志さしむるのみ 君子の君に事ふるや、努めて其の君を引きて以て当り仁に志さしむるのみ。(告子下八章) くんしのきみにつかうるや、つとめてそのきみをひきてもってみちにあたりじんにこころざさしむ…
子、長者を絶つか 子、長者を絶つか。長者、子を絶つか。(公孫丑下十一章) し、ちょうしゃをたつか。ちょうしゃ、しをたつか。(こうそんちゅうだいじゅういっしょう) 【訳】 あなたの方からこの年寄り(孟子…
教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめ教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信…
天民の先覚者なり 天の此の民を生ずるや、先知をして後知を覚さしめ、先覚をして後書を覚さしむ。予れ将に斯の道を以て斯の民を覚さんとするなり。予れ之れを覚すに非ずして誰れぞや。(万章上七章) てんのこのた…