清き時間|1月17日のことです。
Release: 2018/01/17 Update: 2019/01/12
その時、その職場は、天下唯一の聖なる働き場所ではないか。
そしてその一瞬間は、自分の一生の中たった一度しかない清き時間ではないか。どうして、うっかりできよう。
他にない時、またとない所、そしてそれだけが与えられた自分の仕事という時、その仕事に無上の愛情がわいてくる。
人間は、仕事をもっている事がどれほど喜びであるか。これはうかうかしているものには、わからぬことである。
ちょうど、空気の中にいるものには、それがわからぬと同じであろう。
丸山敏雄一日一話、1月17日の言葉です。
常に自分がこの気持ちでいれば人のせいにするようなことはありませんね。
そんなことをしている暇はありません。
あたりまえというのは怖いことです。
いつもそのことに気付かせてもらっているのに日々の生活で忘れていく。
それの繰り返しなんですね。
今日はそのことに気づいた日ですからまた仕事を大切にがんばろうと思います。
今日一日朗らかに安らかに進んで働きます。
関連コンテンツ
よきお客ぶり 「引き上げぶり」、これは出発にもまして大切なことである。 演説などが、最初の第一声が大切である以上、最後のむすびが肝要である。 噺家などは、出てくる第一声はたいして苦労しない。しかし最後…
病気は正しい心から 病気とは何か。気=精神が、自然の状態を失っているのである。 まばらな竹林に風が吹きこんで来ると、枝も葉も、ざわざわと動く。しかし風が過ぎると、さっと止んで、元の静けさに帰る。人の心…
人は光を放つ小惑星 愛育の恩は、必ず物によって行われる。衣食住のことから、生活環境に至る教育。生活まで、そして、これは皆、人の勤労支援によって今日あるもの、社会・国家・大衆の恩に発展して、世にことごと…
「働き」は解決の鍵 世の中のすべての苦難を解決する鍵は。「はたらき」である。 この鍵は、そのままでは鍵穴にでもうまくはまらず、かさかさして鍵自身が傷ついたり折れたりする。必ず喜びの油を注いで使わねばな…
自分が変わる 苦難は幸福に入る門であり、これがあるから正しい倫理がわかり(風が吹くので空気のあることがわかるように)、正しいレールに乗ると、そこに幸福が待っておる。 妻や子や親、すべて相手を変えようと…