生涯の出会い 15
Release: 2023/11/03 Update: 2023/11/03
わたくしたちの生涯を決する出会いというものが、大小さまざまに生起しているわけでありまして、「時」や「人」そして「物」さえおろそかにしないところに、リッパな「出会い」に逢着できるものでしょう。
#運命を創る100の金言 #森信三
人間は逢うべき人には必ず逢える。しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎない時という言葉がありますが、出逢いの多い人生を歩むということもまた大切ですね。積極的かつ縁というものを自分が切らぬようにしなければなりません。
縁のある人というのは一瞬の出逢いで、何かつながることのできる関係性な気もします。
それは人ばかりではない。
縁の切れない道具などもあります。そういうものはやはり大切に使わなければなりません。
物はこれを生かす人に集まるという言葉もあります。物との出会いも重要な事柄です。
職人さんのつかう道具などはやはりとてもきれい使われているものです。愛がある愛着というものなのでしょうね。
物の代表は金銭。これも大事にしなければなりません。
質素でも楽しい生活を目指します。
関連コンテンツ
生命力の弱さがもたらすもの 人間が嘘をつくというのは、生命力が弱いからでしょう。勤勉でないというのも、生命力の弱さからです。また人を愛することができないというのも、結局は生命力の弱さからです。怒るとい…
仕事の意義を知る 自分のなすべき仕事の意味をよく知り、その意義の大きなことがよく分かった、仕事は次つぎと果たしていかれるはずであって、そこにこそ、人間としての真の修養があるとも言えましょう。否、極言す…
「整頓」ということは、ある意味では主婦としての最大の徳といえるかも知れません。実際整頓の不得意なひとを貰ったご主人は、生涯うだつが上がらんとも言えましょう。 それと申すのも、その家の家風というも…
この「世の中は正直」ということは、この間お話した「最善観」の立場、すなわち「わが身に降りかかってくる一切の出来事は、自分にとっては絶対必然であると共に、また実に絶対最善である」という信念と共に、実は…
教育者の使命 現世的欲望を遮断しつつ次代のために自己を捧げるところこそ、教育者の教育者たる真の使命はある。【282】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新 修身…