窮すれば通ず|6月2日のことです。
Release: 2019/06/02 Update: 2019/06/02
窮すれば通ず
事業の上でも経済の上でも、その他奇禍にあった場合でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難をのがれることが出来る。
見事に窮地を脱することは、古人の体験であり、「窮すれば通ず」とは、このことをいうのである。
6月2日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
究極の状態にまでなった時には、何かどうにかなる。
そういうことは多々あります。
でもその前に段階でしっかりとやることが出来ていればと思うこともあります。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
人の本性 平和な日常の生活、それは物がなくてもは一日も一分も生きて行けない生活(と考えられる)、これは実は、錯覚の生活である。 心に何の憂いもなければ、たとえ水を飲んで暮らしていても幸福である。 苦し…
食物への感謝 ただ今私のお膳にすえられた一ぱいの飯、これは私の今日の命の糧、活動の根元である。これが無ければ生きてゆけないと分かった時、食物に向かってどんな気持ちでいるのが最も正しく、間違いない心構え…
苦難を迎える心 苦難には、それぞれ原因がある。その原因は、すぐに自分で処置できることと、自分でどうにもならぬこととがある。 それが、苦難に出会った時、驚いたりきらったり恐れたりすると、目がくらんで―心…
我が力を誇る 楽聖ベートーヴェン、文豪シェークスピア、画聖ラファエロに、英雄ナポレオン、聖雄ガンジーに、誰があなたの生命にそうした大天才をしのぐ力が無いとすることができるか。その力は生命より発揮する。…
人間は発電体 中国地方に、実業家があった。あるところまで成功すると我がままが出、身体をそこね、事業も一気に下りはじめた。 ふとした事から、「君の滅入った心が、事業をだめにする。さびしい心が、人を寄せつ…