良き友を持つ|7月18日のことです
Release: 2019/07/18 Update: 2019/07/18
良き友を持つ
世の中には、よく刻苦勉励する人のみが、終に、芸術最高の妙境に入り、幽玄絶妙の奥堂に至るものです。しかしその努力が、一時的で、間歇的であってはならぬのです。
しかしながら、私どものごとき凡人は、その不断の努力がなかなかむつかしいのです。ここに良友の励ましと、助言と、感化とが必要になってくるのです。忠告してくれる友も結構です。励ましてくれる書友も必要です。しかし最上の良友とは、自分自身が一貫不断の研鑽練磨を続けて、率先して範を示してくれる友なのです。
7月18日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
人を見る目も養わなければなりませんね。
率先して範を示してくれる人。
学んでいる人でしょうね。
人のせいにせず、常に前向きで進む人。
忙しいと言わない人。
よく人を観察しなければなりませんね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
吏怒るは、倦(う)みたるなり。 吏怒者、倦也。 「部隊の幹部が、むやみに部下をどなりちらしているのは、その部隊が戦いに疲れて、戦意を失っている証拠である」”吏”とは役人のこと、ここでは部隊の幹部のこと…
其の心に作れば其の事に害あり。其の事に作れば其の政に害あり。聖人復た起るも吾が言を易へじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう) そのこころにおこればそのことにがいあり。そのことにおこればそのまつりごとにが…
今の所謂良臣は古の所謂民族なり 「我能く君の為に土地を平辟き、府庫を充たす」と。今の所謂良臣は古の所謂民族なり。君道に郷はず仁に志すして、之れを富まさんことを求む。(告子下九章) 「われよくきみのため…
精神の死 人間も、読書をしなくなったらそれは死に瀕した病人が、もはや食欲がなくなったのと同じで、なるほど肉体は生きていても、精神はすでに死んでいる証拠です。ところが人々の多くは、この点が分からないよう…
生・死より甚だしきものあり② 是れに由らば則ち生くるもの而も用ひざることあり。是れに由らば則ち以て患を辟くばきも、而も為さざることあり、悪む所死より甚しきものあり。(告子上十章) これによらばすなわち…