芸は心を正す|7月17日のことです。
芸は心を正す
心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。
これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕えてみると、逃げることも隠れることもできません。こうした奇妙な心の性質をつかんで私どもは、美しい立派な心にたたき直すことができるわけであります。
芸道というも実は、芸や技や術をおぼえるのではなくして、こうした心をたたき直して、ほんものにするための、一つの方法に過ぎないのであります。
7月16日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
芸術というのは入れもの。
たしかに芸術家ともなれば器のなかで没頭しなければ作品は出来ませんね。
となりますと書道なり俳句なり短歌なりと何か芸術にふれる機会が必要になってきますね。
外に心をとらえる器はないかぁと思います。
仕事と関係なく趣味というものも考えなければいけません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。