芸術の扉を開く|4月29日のことです。
Release: 2018/04/29 Update: 2018/04/29
芸術の扉を開く
目を開いてみてば、そこには緑の草があり、紅の花がある。空は碧に、雲は白い。雑踏複雑きわまりない色と形と響きの市街を一歩はなれれば、単純な一色の野が開け、きわまりなき海面がひろがる。いぶせき茅屋にいても、その窓は、無限の空につづいている。
こうした、だれでもが味わい得る喜びの奥に、人によって築かれた高い芸術の世界がある。そしてこのさかいは、求めざるもの、究めざるものには、終に開かれない扉によって隔てられた‥‥しかし、すぐそこにある純粋芸術の世界である。
丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、4月29日のことです。
すぐそばにある景色も捉え方によって素敵に感じるものです。
人間の感性は磨くことができますね。
捉え方ひとつで素敵にもなり当たりまえにもなる。
今日も素敵だと捉えられたり朝の清々しさを感じることができれば一日が楽しく過ごせることになりますね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
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