苦難は正義の友|11月19日のことです。
Release: 2018/11/19 Update: 2018/11/19
苦難は正義の友
ある人は言った。
「難問題にぶち当たった時、もつれた糸をときほぐすような気持ちでこれにあたる。急いではならぬ、さわいではいかぬ。じっと見ていると、糸口が見つかる。静かに、一つひとつほぐしていくこと」と。
まず第一に、喜んで朗らかに静かに、困難を迎えるのである。
苦難というものは苦痛のすがたとってはいるが、実は我らの敵ではなくて、味方である。一番親身に我がためを思って、つっかかってくる正義の友である。
11月19日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
難問題をゆっくりと解決していく。
時間の経過ということもあると思いますし、じっとするというこもあると思います。
苦難そのものはほどんどが自分が招くようなものです。
どんな状況でも苦難は必ずある。
味方というのは心強いです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
圮地には吾将に其の塗を進まんとす。(九地) 圮地吾将進其塗。 「行軍の難儀な圮地においては、わたしは、進軍をつづけて一刻も早くそこを脱することを考えねばならない」圮地は絶地の中にのみあるとはかぎらない…
我が力を誇る 楽聖ベートーヴェン、文豪シェークスピア、画聖ラファエロに、英雄ナポレオン、聖雄ガンジーに、誰があなたの生命にそうした大天才をしのぐ力が無いとすることができるか。その力は生命より発揮する。…
寡兵をもって大敵に向かう 仕事の処理ということは、いわば寡兵をもって大敵に向かうようなものであって、一心を集中して、もって中央突破を試みるにもひとしいのです。同時にまた広くは人生の秘訣も、結局はこれ以…
苟も善を好まざれば 夫れ苟も善を好まざれば、(中略)人を千里の外に距つ。士千里の外に止まらば、(中略)国治まらんことを欲するも得べけんや。(告子下十三章) いやしくもぜんをこのまざれば、(中略)ひとを…
師を囲めば必ず闕(か)く。窮寇(きゅうこう)には迫ること勿れ。此れ兵を用うるの法なり。(軍争) 囲師必闕。窮寇勿迫。此用兵之法也。 「⑦敵の部隊を包囲した場合、必ずどこかに逃げ口を開けておくべきで、決…