親切を受ける
Release: 2022/04/30 Update: 2022/04/30
親切を受ける
人の親切に対しては、いい気になって甘えたりして、もたれてはいけないが、さりとてむげにこれを退けるのも本当ではない。そこで人様の親切は、ありがたくお受けするということが大切でしょう。ところが、このお受けするということは、自己が確立していないとなかなかできないことです。【388】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
この修身教授録というのは、実に味わい深い話です。
これを大学生に教えているとばかり思っていましたが、今の中学三年生にあたる生徒がこれを聞いていたみたいです。
なるほど、これはまた発見の一つでしっかりと覚えおかなければいけません。
この章は、質問をしなさいと先生が言ったところですが、親切にされるのがいい気持ちになれないということの回答なのですが、すごいなぁと感じます。
自己の確立がないと親切をありがたくお受けすることは出来ない。
やはり、心がどう動くかということになってくるんでしょうね。
親切を、親切だと認識も出来ないという思考の問題でもあると思います。
自己を確立していないと「素直」になれないということがあるのでしょうね。
関連コンテンツ
志学という言葉は、諸君らもすでにご存じのように、論語の中にある言葉です。すなわち「吾れ十有五にして学に志す」とあって、孔子がご自身の学問求道のプロセスをのべられた最初の一句であります。 これは言い換え…
人間の三段階 すべて物事は、三段階に分けて考えることができましょうが、この場合、最もいけないのは、口汚く叱りながら、後になっても一向に悪かったと思わない人間でしょう。 次は事がそんでしまったから、「ア…
幸福とは求めるものでなくて、与えられるもの。自己の為なすべきことをした人に対し、天からこの世において与えられるものである。 引き続き、森先生の一代記について略記すれば、恩師西晋一郎先生の勧めによって、…
国家と国民 一つの国家においても、その成員たる一人びとりの国民が、いかほど深く国家民族の使命を自覚しているか否かによって、その国家の運命に重大な相違が生ずると言えるわけであって、これは何人にも明らかな…
準備は永く、味わうは一時 すべて物事というものは、これを準備するには、随分と永い時間を要するものですが、さて一たびそれを見るとか味わうことになりますと、それを準備するに要した時間の幾分の一にも足りない…