ほんとうの働きとは|5月29日のことです。
Release: 2019/05/30 Update: 2019/05/30
ほんとうの働きとは
生きているということは、動いているといことである。
動くのは、働くのである。その働きが、運動が、雑であるときは、はたらきと見える。
ああ今日は働いているな、という間は、まだなまけることのほうが多く、まれに仕事をすると、はたらきと見える。
すなわち働きが、次第にほんとうの働きとなり、いよいよ純になって来ると、遊んでいるように見える。自転車になれた人が、よきアスファルトの道を疾走するとき、まるであそびと見える。
5月29日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、の今日の言葉です。
そういう意味ではまだまだ働いた気になってるんでしょうね。
本当にやっている時は働きが遊びよう。
確かにそうです。
一心不乱で機械をいじっている時はきっと好きだね~と周りからは見られているでしょう。
そういう時が働いている状態なんですね。
今日は働いたなんて思うときはまだまだなんですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
成功のひけつ ある有名な社長を訪問して、成功のひけつを聞こうとしている人があった。 社長室に入って待っていると、次から次に用事ができ、それをいちいち処理する。水の流れるようである。 一息と思うとき、「…
本ある者 孟子曰く、「原泉混々として、昼夜を舎てず。科に盈ちて而る後に進み、四海に放る。本ある者は是れを之れ取れるのみ」(離婁下十八章) もうしいわく、「げんせんこんこんとして、ちゅうやをすてず。あな…
風雪の鍛錬 私は老木を見ていますと、その枝一つひとつが、いかに多くのの風雪にたえて来たかというこおとを、しみじみと感ぜしめられるのであります。いやしくも老木といわれる以上は、ただ木が大きいというだけで…
よろしく頼む 自転車も、乗りはじめに、馬にのるように「よろしく頼むぞ」といって乗ること、このとき人馬一体、という妙境が生まれてくるのです。 すべての機械・器具を、兄弟として扱うことが大切であります。…
大きい動きにのる 人生は一つのリズムに乗って生活している。 大きい動きに、のることである。そのときそのとき、天候気候・自然・人事・心の動きのただそのままに、すべての現象に泰然として乗り、自若として居る…