まだ働きを知らぬ者へ|10月13日のことです。
Release: 2018/10/13 Update: 2018/10/13
まだ働きを知らぬ者へ
まだはたらきを知らぬ不幸な人は、先ず目の前の仕事は、ただちに全力をつくそう。そこに必ず、己の職業が見出される。
目の前のことを、なまけ、きらい、いやがる人には、職業は与えられぬ。
己の職業に身命を打ちこむことのできぬ浮気ものは、ただ今日一日、この仕事に、汗を流そう。喜んで進んで力を傾けよう。
三か月にして天職の方向を知り、一年をして天職をにぎり、五年にしてその不動なるを得よう。
10月13日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
働くということは、実際生きている証のようなものです。
人生のほとんどの時間を人間はなんかしら働くのですからどう向き合うかはどう生きるかにもつながっていくことかもしれません。
育児も家事も働くといえると思います。
みんななんかしら働いて世の中は成り立っているんだなあと思います。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
心は常に自由 物の世界を超えた心の面は、常に自由である、どこも平等である。いくら大きい希望をいだいていても、大きすぎるとなじる者はいない。いくら遠大な理想をかかげても、税金はかからぬ。 ゲーテやミケラ…
修養の手始め 諸君らも身内の者について人に話す場合には、敬称をつけないことです。たとえば諸君が自分のお父さんのことは、「私の父は」と言って「お父さんはー」とは言わないのです。つまりさん付けしないのです…
古の君子は其の過や日月の食の如し。民皆之を見る。其の更むるに及びてや、民皆之れを仰ぐ。今の君子は豈に徒に之れに順ふのみならんや。又従つて之が辞を為る(公孫丑下九章) いにしえのくんしはそのあやまちやじ…
チャンスは目の前に 生命を磨き、手入れ、これが教育であるのに、どこに目標がないというのか、生命の拡大と完成とが人の生活であるのに、どこにいったい不満があっておもしろくないのか、何に不明があってうちふさ…
自修の決心 真の修身科は、いつも申すように、自分の一生の志を立てることが根本です。つまり自分の生涯を貫く志を打ち立てるということです。人間も自己を修めないことには、真の人物になることはできません。この…