ものに感謝する|6月12日のことです
Release: 2019/06/13 Update: 2019/06/13
ものに感謝する
ものを用いるときの心がまえはーー、「命をかけて作ったものとして、愛情をかける」ということです。
工人がまごころこめてつくったものを、着たり使ったり、あるいはお百姓が苦心してつくってくれたものを食べたり、板子一枚下は地獄という荒波で波にもまれて漁師がとってくれた命がけの魚を食べながら、毛ほども感謝せず、それどころか、不平を言ったりしているから、幸福になれないのです。
今の日本人は、これをはっきりつかまねばならぬのです。
6月12日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
あらゆる商品や作物はだれかがどうにかしてとったり作ったりしたものです。
そのことを忘れあたりまえになってしまいます。
サービスにしても深く考え苦心して自分の手物に届くことを忘れてはいけませんね。
感謝をの気持ちを常にもつ。
大事なことです。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
其の有に非ずして之れを取る者は 夫の其の有に非ずして之れを取る者は盗なりと謂ふは、類を充めて義を尽くるに至るなり。(万章下四章) かのそのゆうにあらずしてこれをとるものはとうなりというは、るいをひろめ…
挟みて問う 貴を挟みて問い、賢を挟みて問い、長を挟みて問ひ、勲郎あるを挟みて問い、故(旧)を挟みて問ふは、皆答へざる所なり。(尽心上四十三章) きをさしはさきみてとい、けんをさしはさみてとい、ちょうを…
其の道を知らざる者衆きなり 之を行ひて、著ならず、習ひて察ならず、終身之に由れども、其の道を知らざる者衆きなり。(尽心上五章) これをおこないいて、あきらかならず、ならいてつまびらかならず、しゅうしん…
個人に尽くす一つの途 (故人に尽くす一つの途)故人の書き残したもの、並びに生前故人と親しかった人々の、故人に対する思い出などを書き集めて、それを何らかの形で印刷して、故人の生前を知っている人々の間に頒…
慢心は成功の敵 復員したある人は、中部地方の村で、百姓をすることに定めた。 分け与えられた土地は、村でも有名なやせ地。植え付けも終わったが、やせ細った稲。しかし、悲観しなかった。「がんばるぞ」と、だん…