よろしく頼む|7月24日のことです
Release: 2019/07/24 Update: 2019/07/24
よろしく頼む
自転車も、乗りはじめに、馬にのるように「よろしく頼むぞ」といって乗ること、このとき人馬一体、という妙境が生まれてくるのです。
すべての機械・器具を、兄弟として扱うことが大切であります。
草木に至るまで、人が作ったものは生命が宿ると思って受けとる、それを「尊敬する」というのです。これが「大切にする」ということの真髄です。
このとき、あらゆるものの生命を人が受けとるのであります。
7月24日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
自分の道具に「よろしく頼む」とお願いすることは大切です。
物は愛情をかけて接すると生きてくる。
たしかにそうだと思います。
仕事で使う道具にいたっては毎日のメンテナンスで寿命が延びます。
その時感謝の気持ちが芽生える。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
動そのまま不動 万物万象ことごとく、常に変わりあらたまって、息(やす)む時がない。しかもそのまま、少しも「かわらぬ」。 「動」の側よりこれを見れば、常にやすみなく動いている。しかも、それが「不動」の側…
絶妙の調和 世の中は、一個の生物のごとく有機的に、ただ一つの統一の中に動いている。自然現象も、人間の事象も、一つの例外もない。その事のうつりかわりは、秩序整然として一糸の乱れもない。間に一本の毛を入れ…
ものの命を生かす 時計ができあがると、一つの命を持ちます。使う人がそのつもりで使わなくてはならないのです。 自分の周囲にあるものすべて、工人農人のまごころによってつくられたものと思って、そのものの生命…
二宮尊徳の教え 早起きで有名なのは、二宮尊徳先生であります。少年の頃から、早く起きて読書され、また、勤労された。先生はいつもゾウリをはき、割羽織に一本さして、二里もある下館町から二番鶏頃に来られ、家々…
生命力を信じる 病気というものは、その人以外に、何人もそれをよくしてやれるものではない。己の、生命力が、盛んになる生きる力が、自分で、よくなるのである。 自分を信ぜず、偉大なる大生命を信ぜず知らず、ま…