プラス・マイナスは裏表
Release: 2022/05/19 Update: 2022/05/25
プラス・マイナスは裏表
人生の事すべてプラスがあれば必ず裏にはマイナスがあり、表にマイナスが出れば、裏にはプラスがあるというわけです。実際神は公平そのものですが、ただわれわれ人間がそうと気付かないために、表面、事なきものは得意になって、自ら失いつつあることに気づかず、表面不幸なものは、その底に深き真実を与えられつつあることに気付かないで、いたずらに嘆き悲しみ、果ては自暴自棄になるものです。【437】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
陰陽ということがあるんでしょうか。
お茶の世界は陰陽だと”耆に学ぶ”に書いてありました。
世の中のプラスとマイナスというのもすべては陰陽なのでしょうか。
良い悪い、辛い苦しい幸せ、すべては表裏一体であるというのはそういうものなのでしょう。
悩んだら坐ってみたらいいとありました。
坐って考えるというのも教授の腰骨を立てるということに繋がるのでしょうね。
常に立ててシャンとします。
関連コンテンツ
一生を真に充実して生きる道は、結局今日という一日を、真に充実して生きる他ないでしょう。実際一日が一生の縮図です。われわれに一日という日が与えられ、そこに昼夜があるということは、二度と繰り返すことのな…
四十までは修業時代 人間は四十までは、もっぱら修業時代と心得ねばならぬということです。現に山登りでも、山頂まではすべてが登り道です。同様に人間も、四十歳まではいわゆる潜行密用であって、すなわち地に潜ん…
石川理紀之助と二宮尊徳 石川理紀之助翁のごときは、ひとり大なる読書家というのみでなく、いろいろの著述までもしいられるのであります。翁の起床は、大抵午前一時、二時であって、それから夜明けまでの数時間を、…
真実の教育 そもそも真実の教育というものは、自分の失敗とつまずきと、後に来る人々に、再び繰り返さすに忍びないという一念から、起こると言ってもようでしょう。【310】 #修身教授録一日一言 #森信三 #…
谷川の音のきこゆる山のうへに蕨を折りて子らと我が入り 島木赤彦 これも赤彦の歌のうちでは、わたくしの好きな歌のひとつです。これは赤彦としては比較的晩年の歌で、大たい自分の志したことが、ほぼ成し遂げら…