一日読まざれば一日衰える

読書はわれわれ人間にとっては心の養分ですから、一日読書を廃したら、それだけ真の自己はへたばるものと思わねばなりません。肉体の食物はおろか、たとえ一食でもこれを欠いたら、ひもじい思いをするわけですが、心の養分としての読書となると、人々はさまで考えないでいるようですが、諸君らは実際はどうでしょうか。

これは諸君らが、今日自分は心の養分として、果たして何をとったかと反省してみれば、だれだってすぐに分かることです。口先ばかりで、心だの精神だのと言ってみても、その食物に思い至らぬようでは、単に空語にしかすぎません。その無力なことも、むべなるかと言うべきでしょう。

そこで諸君は、差し当たってまず「一日読まざれば一日衰える」と覚悟されるがようでしょう。

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この森信三先生の先生を本を読んでから行動するということは日常化させなければなりません。

どの言葉もまさに金言というべきものであると感じてます。

実際、読むべき本というのも出会いと言えるものだと思います。

しかしなかなか体に沁み込ませたいという本にはなかなか出会わないわけです。

今日もは順調に食べ物を入れられた日かもしれません。