人は裸で生まれた|10月21日のことです。
Release: 2018/10/21 Update: 2018/10/21
人は裸で生まれた
経済がだめになったのも、よかろう。物は出来もするが、なくなりもする。もうけがあれば、損もする。
貧乏国になったなら、働き直せばよい。人ははだかで生まれた。
人口の多すぎることをなげく者が多い。一家中に人の増えることを悲しむ人がある。これは愚の骨頂である。
研究も、発明も、富を創りだすのも、人である。人がなくては、なにもできない。
10月21日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、
実際今の世の中は豊かになっているから人口の減少に悩んだりするんでしょうね。
丸山敏雄先生が生きた時代は敗戦後で人口がとても増えていた時代ですね。
実際貧乏な方が子供は増え、豊かな方が子供は減る。
そういうバランスなんでしょうね。
どっちの時代でも悩みは尽きないということですから、人は悩み考えることが本能ですね。
最後ははだかで生まれ、何も持って死ねないというとこに行きつきますがそれでも悩み考えることが大事ですね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
はたらきと遊び はたらきも、気持ちよくやっておればこれほど愉快なものはなく、はたらき自身が遊びとなる。 昔の人が、「芸に遊ぶ」といったのは、この境地をさしたのであろう。 そう見てくると、はたらきと遊び…
言うべき事は言う 「人は、自分の思うことをズバリといってのけることのできぬ人間はだめだ、人の喜ばぬことでも言うべき事はあっさりと気がるに言うことが正しい」と常に私は教えられました。 人に気がねしたり遠…
火のごとき実践 人が個性をのばし、知能を発達させ、十分に働けるようになるには、何よりもさきに「知即行」(知ると同時に行なう)ということが、必要になってくる。 これは朝起きから始まる。目がさめる。それと…
或る青年が、採用試験を通らなかったというので、何か心得はないか、ということであった。私は受験の心得を一通り話した後、「一日一回、今までしないことを毎日実行しつづけるがよい」と申した。 青年は、直ちに実…
岐路に立った時 光明と暗黒の岐路に立った時、毅然として光明の面に向き直って、ひた押しに押し進む。また岐れ路に立った時、これをくり返す。かくて、たゆまず進んで止まぬと、ついには光明常住の彼岸、無為にして…