人生の四苦の意味|3月7日のことです。
Release: 2019/03/07 Update: 2019/03/07
人生の四苦の意味
いわゆる人生の四苦の第一、肉体の苦痛は、精神のゆがみ、生活の不自然の影にすぎぬ。
第二、物質についての悩みは、いやしい欲心のかたまりの反映である。物の欠乏は、心の欠乏の影である。
第三、他人にこうあってほしいと求めるところは、己が至らぬことの反映にすぎない。ただ分が改まれば、すべてが解決す。
第四、幸福も、名誉も、地位も、自分のものではない。天与のもの。ただまっしぐらに、今の仕事、今の方向に進めばよい。
3月7日、丸山敏雄一日一話(幸せになるための366話)の言葉です。
四苦の意味というのは正しくそうだなと思います。
ものの見方や考え方を変えていくことも大事です。
こういう言葉を聞いたり、たくさんの人の考え方を聞いていかなければいけませんね。
己が至らぬ、すべては自分のものではない。
肝に銘じて本日を過ごしたいと思いました。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
清濁あわせのむ 戦いは勇ましいように見えるが、静かに考えると、勇に似てまだ充分でない、義に似て完全ではない。 大勇は動かざるにある。沈勇は発せざるにある。 けんかの時、強い方は手を出さぬ。大義は、わた…
水とともに生きる 水を粗末にせぬこと。これが人のたしなみとして、どれほど大切なことかもしれません。恵まれ過ぎた私どもは、豊かな水、美しい水を、あたりまえと思って、永い間くみ上げ、くみしててきました。…
働きの報酬 働きには、必ず「報酬」がついてくる。 金銭でうける「報酬」は、多少があり、不公平があったりすかもしれないが、この自然にして当然に受ける報酬は、働きに比例して落ちもなく、忘れられもせず、必ず…
敬の心 敬はおのれ(己)をじっと見つめることから始まる。自分がここに生きているのは、日々食物をたべ、衣服を着、家に住むことができるからである。さらに、この生命は父母にうけ、祖先にうけ、ずっとさかのぼれ…
青年だけが、けがれない耳をもっている、正しい目がある。 欲徳をはなれて物を見、事にあたれば、きっとその善悪、正邪がはっきり分かるであろう。 もし分からぬならば、君の信ずる先輩に聞け、たよりになる人に相…