人生の正味は三十年
Release: 2022/10/03 Update: 2022/10/03
人生の正味は三十年
実は人生というものは、まず三十年くらいのものです。実際人間も三十年という歳月を実に充実して生きたならば、それでまず一応満足して死ねるのではないかと思うのです。【342】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
三十年というのをどこで気づくか。
ちょっと遅くに気づいたようにも思いますがどこを起点として考えるかにもよりますね。
今日一日がその縮図だとよく言われることですが、そうなりますと実にやり切ってないことに気づくわけです。
花開くような人生を求めているわけではないですがやり残しの人生はどうかと思います。
この誰れと比べるわけにもいかない人生というものの最後をどう迎えるのか。
アントニオ猪木さんのニュースを見て深い人生だなと感じます。
どう生きるかは自分次第ですね。
関連コンテンツ
思いやりの源 目下の人に対する思いやりというのは、まず自分自身が、目上の人に対してよく仕えるところから生まれてくると思うのです。【221】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブ…
知りにくい自己を知る お互い人間というものは、自分の姿が一ばんに見えないものであります。したがって私達の学問修養の眼目も、畢竟するに、この知りにくい自己を知り、真の自己を実現することだと言ってもようで…
人間の正味三十年 人間の一生は、相当長く見積もっても、まず七十歳前後というところでしょうが、しかしその人の真に活動する正味ということになると、まず三十年そこそこのものと思わねばならぬでしょう。一口に三…
一生を真実に生きる 世の中が正直だということは、この一生を真実に生きてみたら、おのずと分かることだと思います。それが正直と思えないというのは、結局そこに自分の自惚れ根性がひそんでいるせいです。同時にこ…
齢を尊ぶ 松陰先生は、人間にして爵の尊さを知って得の尊さを知らないものは、その愚かなことはいうまでもないが、しかし徳の尊さを知って齢の尊ぶべきを知らないものは、未だ真の人物とは言いがたいということを、…