人生は善|6月23日のことです。
Release: 2018/06/23 Update: 2018/06/23
人生は善
世の中も大自然の進行のように、因果の関係によって、一糸乱れず、一物の不足、一事の不都合もなく、今ここに、こうした状態が発生している。
これに対し、或いは善を見て喜び、または悪と思って悲しむ。それは、己の偏見であり我見であって、対象は、これによって一物をも加えず一事をも損じない。
宇宙は「全個恒完(ぜんここうかん)」であり、人生は「刻々恒完(こくこくこうかん)」「物々悉完(ぶつぶつしつかん)」、千態万様、すべて極美の相でないものはない。
6月23日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
今のこの瞬間や今の自分の環境はなるべくしてなっている。
たしかにその通りだと思います。
その時その時で正しいことは変わるというのはあると思います。
実際自分が習った歴史と今の子供たちのならう歴史は違う。
道徳もしかりです。
人間の本質はなにも変わらないのに解釈は変わっていく。
そのままを受け入れるということも大切なことかもしれません。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
悪口 いつも私の悪口をいう人がある。一度聞きたいと思うが、真実はわからぬ。 まってくれよ、それがもし、事実とすれば、その人の方が正しい。もしまた事実でない悪宣伝をしているとしたら、向こう様こそまちがい…
商品は天下の宝 あなたのお店に扱っておられる商品は、これこそ天下の宝です。 これを尊ぶことが、その商品を大切にするもとになるのですが、十分研究されておられますか。 研究することは、それに興味を持つこと…
芸は心を正す 心は形がありません。見えもしなければ捕えることもできません。いつもいつも変化して、全く始末におえぬものです。 これを捕えるには何かいれものがいるのであります。一度芸術といういれものに捕え…
己を尊ぶ 己を尊ばなければいけない。 いつでも諸君は、卑下してはならない。 自分の言うべきところ、立つべきところは、一歩も後に退いてはなりません。これが己を尊ぶということである。 己を尊ぶときに、人様…
一秒の中に生きる 人は、はてしもないほど広い地球の上の、ただ一つの点に立っている。 と同時に、限りもない昔から終わりもない未来にと続いて流れていく時間の、ただ一秒の中に生きている。 そしてまた、今生き…