人間は発電体|8月12日のことです。
Release: 2018/08/12 Update: 2018/08/12
人間は発電体
中国地方に、実業家があった。あるところまで成功すると我がままが出、身体をそこね、事業も一気に下りはじめた。
ふとした事から、「君の滅入った心が、事業をだめにする。さびしい心が、人を寄せつかせなくするのだ」と友人に教えられた。これはいかぬと、夕食を大人数一緒に食べ、店は大売り出しを始めた。その日から、体の自由がききだした、商売も事業もにぎやかになった。
人間は一つの発電体のようなもの。朗らかであると、明るいあたたかい電気を放ち、相手を同じ心持ちに引き入れる。
8月12日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
明るく活気が溢れる状態を作りださなければいけません。
それにはやはり無理やりでも笑顔を作りだしてつきを呼ぶとかそいうことが大事なんでしょうね。
朗らかな人とい言われるようになりたいものです。
朗らかは体から出る雰囲気のようなものを感じますね。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
一秒の中に生きる 人は、はてしもないほど広い地球の上の、ただ一つの点に立っている。 と同時に、限りもない昔から終わりもない未来にと続いて流れていく時間の、ただ一秒の中に生きている。 そしてまた、今生き…
人生は自由 おだやかな明るい心をもって物に向かえば、物みな我がために有り、我がために働く。不用な一物もなく敵対する一人もない。世のことごとく、人も物も草も木も、我がためにめぐり我がために歌う。 喜び、…
言霊 言葉は、生命の発動である。たましいの息吹である。 生命とか、霊とかいっても、その発動以前は、有るとも無いともいえないでのある。稲妻のように、光らぬ前は電気の有無はわからないのである。 ひとたび発…
これまで不自由は、時のせい、所のせい、人のせい、環境のせいと考えた。しかし、そうではなかった。 これで厳寒の候に、寒さにちぢみ上がるのは、さもしい心の人間共だけである。この時、動物の多くは、しずかに冬…
苦難は人生の赤信号 これで不幸だ、災難だと恐れきらっていた人生の苦難は、実は「自然なレールからはずれたぞ、それでは不幸になるぞ」と注意してくれる赤信号であり、ほんとうの幸福の道にたちかえらせるためのむ…