仁義あるのみ|1月3日のことです。
Release: 2019/01/03 Update: 2019/01/03
仁義あるのみ
王何ぞ必ずしも利と曰はん、亦仁義あるのみ。(梁恵王上首章)
おおなんぞかならずしもりといわん、またじんぎあるのみ(りょうけいおうかみしゅしょう)
【訳】
王様、どうして利益、利益とばかりおっしゃるのですか。大事なことはただ仁義だけです。
〇松陰は、「仁義は人の行うべき正道としてあるべき道であり、利はその結果として自然に得られるものである。ただし、利を目標とすれば、道理を失うことも少なくない」と記している。
1月3日、孟子一日一言の言葉です。
ずっと前からそうなんでしょうね。利益を目標にすることは問題が多い。
松陰先生が言うことは確かです。
仕事そのものがだれかの役に立つために行うものだからですね。
正しい道で役にたつことを行っていけば自然と利益がでるということですね。
利益がもしでないととすれば役にたっていないのかもしれませんね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
命を立つる所以 殀壽貮はず、身を修めて以て之れを俟つは、命立つる所以なり。(じんしんかみしゅしょう) ようじゅたがわず、みをおさめてもってこれをまつは、めいをたつるゆえんなり。(じんしんかみしゅしょう…
親を親しみて 親を親しみて民を仁し、民を仁して物を愛す。(尽心上四十五章) 【訳】 まず親族に心から親しみ、その心を推し広げて人民に仁をほどこし、人民に仁ををほどこした後、物を愛するのが正しいあり方で…
命に非ざることなきなり 命に非ざることなきなり。(中略)其の道を尽して死する者は正命なり。桎梏して死する者は正命に非ざるなり。(尽心上二章) めいにあらざることなきなり。(中略)そのみちをつくしてしす…
君子の徳は風なり 上、好む者あれば、下、必ずこれより甚しき者あり。君子の徳は風なり。小人の徳は草なり、草は之れに風を尚ふれば必ず偃す。(滕文公上二章) かみ、このむものあれば、しも、かならずこれよりは…
其の心に作れば其の事に害あり。其の事に作れば其の政に害あり。聖人復た起るも吾が言を易へじ。(とうぶんこうしもきゅうしょう) そのこころにおこればそのことにがいあり。そのことにおこればそのまつりごとにが…