元に還る|9月23日のことです。
Release: 2018/09/23 Update: 2018/09/23
元に還る
私どもは弱すぎるところがあって、すぐに危ない点がでます。これではぐあいが悪い。
お正月には、「おめでとう」。お盆には、祖先にお墓にお詣りをする。ときどき昔からやったことをして、「元に還る」ということをしなければいけません。
こういう小さな区切りをハッキリやらなくては、ほんものになりません。それがお正月のお祝いであり、お節句であり、お盆であります。その上、もう一つ大切なのは、結婚式であります。これは、家の長いつながりをくくることでもあります。
9月23日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
そうねんですね。実は元に還るという作業をして原点に戻っている。
慣習が変わっていき家族葬になり小さくなっても無くなることはない。
墓参りは薄くなっても先祖を供養することは変わらない。
様式が少しずつ変わっているだけで元に還る行為は変わらない。
気づきです。
それをどういうふうにひろってきくかそれがこれからの私の考えること。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
捨てる生き方 洋上で沈没したたくさんの船の乗客、その中で奇跡的にふしぎな命を助けられた人、それは何もかも捨ててしまって身一つであった人であった。 また、長途の行軍。ことに戦い利あらず退却の行軍を経験し…
水を澄ますのは水 よい香をかげば、心は朗らかになり、曇天には、頭が重い。よい家に住むと、こせこせしなくなる。 物質が心に及ぼす影響は肉体に及ぶが、物は或るところ迄行くと、何の効力をも持たない。 もし”…
悪習がなおった 老父が、飲酒の悪習があって困る。年は七十に近い。子夫婦も孫たちも飲酒を止めさせようとする。しかし祖父のくせは衰えるふうがない。 或る時、決心した。「老父に今さらこの風習を変えさせようと…
私の職場 今日一日の私の個性をことごとく、人類の幸福のため世界文化のため有らんかぎりに燃やしたてるのはその職場のほかにないと思うと、おのずからえりを正す気持ちになる。進み勇んで、さっと入って行く、私の…
出足をはやく 「出足をはやく、引き足をはやく」 これは、世渡りの秘法である。 スポーツの正解では、ことのほかスタートがやかましい。 スモウでは立ち上がり、シキリで、ほとんど勝負が決まる。 この意味で、…