危邦には入らず|5月31日のことです。
Release: 2018/05/31 Update: 2018/05/31
危邦には入らず
邦道有るに(くにみちあるに)、貧しくて且つ賤しきは恥なり(まずしくてかついやしきははじなり)。邦道無きに(くにみちなきに)、富み且つ貴きは恥なり(とみかつたっときははじなり)。(泰伯第八)
「国に道が行われているに、貧しくて地位の低いのは恥である。国に道が行われず乱れているのに、豊かで高い地位にあるのも恥である」
5月31日の論語一日一話でした。
”自分が正しいと信じた道を歩みたい”と論語コンプリートにあります。
会社でいうと正しい商売をしているのに儲かってない状態ともいえますね。
また、不正を行って商売をして儲けているような状態はとも感じます。
そうなっていきますと適正な利益をもらってしっかりとお客様のために商売をしなければなりませんね。
日々の学びが大切ですね。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
窮すれば則ち独り其の身を善くし、達すれば則ち兼て天下を善くす 徳を尊び義を楽しめば、則ち囂々たるべし。故に士は窮するも義を失はず、達するも道を離れず。(中略)故に士は己れを得。(中略)故に民望みを失は…
志は気の師なり 夫れ志は気の師なり、気は体の充なり。夫れ志いたれば気次ぐ。(公孫丑上二章) それこころざしはきのすいなり、きはからだのじゅうなり。それこころざしいたればきつぐ。(こうそんいかみにしょう…
王者の師 王者起こるあらば必ず来りて法を取らん。是れ王者の師たるなり。(滕文公上三章) おうじゃおこるあらばかならずきたりてほうをとらん。これおうじゃのしたるなり。(とうのぶんこうかみさんしょう) 【…
教ふるに人倫を以て 人の道あるや、飽食暖衣、逸居して教なければ、則ち禽獣に近し。聖人之れを憂ふるあり、契をして司徒たらしめ教ふるに人倫を以てして、父子親あり、君臣義あり、夫婦別あり、長幼序あり、朋友信…
三年の外 孔子没するや、三年の外、門人任を治めて帰らんとす。(滕文公上第四章) こうしぼっするや、さんねんののち、もんじんにんをおさめてかえらんとす。(とうぶんこうかみだいよんしょう) 【訳】 孔子が…