君子の養ふ所|4月11日のことです。
子路曰わく、未だ同じからずして言ふ、其の色を観るに赧々然たり。由の知る所非ざるなりと。是れに由りて之れを観れば、則ち君子の養ふ所知るべきのみ。(滕文公下七章)
しろいわく、いまだおなじからずしていう、そのいろをみるにたんたんぜんたり。ゆうのしるところにあらざるなりと。これによりてこれをみれば、すなわちくんしのやしなうところしるべきのみ。(とうぶんこうしもななしょう)
【訳】
(孔子の弟子)子路がいっている。「同じ意見でもないのに、(相手におもねって)調子を合わせている人の顔を見ると、さすがに恥じてか赤らんでいる。このような人間は、自分の関知するところではない」と。この言葉によって考えてみると、心ある立派な人が平素からどれほど修養を積んでいるかが分かる。
孟子一日一言、4月11日の言葉です。
昨日は更新できませんでした。事前の準備が重要ですね~。
同じ意見ではない。
同じ意見ではないんです。
自分のことを言われているようです。
自分がいかに言い訳上手になっていっているのかわかります。
難しですね。相手を尊重しながら自分のことを言うのは。
面倒だから合わせるというのはまた違うでしょうし。
修養を積まねばいけませんね。
今日も一日がんばります。