存在感
Release: 2022/11/02 Update: 2022/11/02
存在感
真に偉大な人格は、これに接した人々が、直接眼のあたりその人の接した時よりも、むしろその膝下を去って、初めてその偉大さに気付くものであります。金剛山の高さは、山の中にいる時よりも、これを遠ざかって石川河畔に立ち、さには河内平野に立つ時、いよいよその偉容を加えて来るものであります。【118】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
一道をひらくというようなことを人生の中では考えなければいけないのでしょうね。
人生二度なしということを深く考えればいろいろな視点や視座ができるのでしょうけどね。
先生は死後30年たったのちにまた教授録が出版されるというほどですから一道をひらく者を実践した人なんだと思います。
いったい何人の人の魂に火をつけたのでしょうか。
ところで、様々な自分の状態によって本というのは感じ方が様々ですね。
この感覚を忘れないようにしなければいけないと思います。
来年の今、教授録を読めばまた違った感覚になるのですから深い本を読まなければいけません。
去年の自分を振り返ることもしないといけないですね。
余裕がないのか、意識がたりないのか。
頑張らねばいけませんね。
関連コンテンツ
読書の光 われわれの日常生活の中に宿る意味の深さは、主として読書の光に照らして、初めてこれを見出すことが出来るのであって、もし読書をしなかったらいかに切実な人生経験といえども、真の深さは容易に気付きが…
一日の終わり、人生の終わり われわれが夜寝るということは、つまり、日々人生の終わりを経験しつつあるわけです。一日に終わりがるということは、実は日々「これでもか、これでもか」と死の覚悟を促されているわけ…
「種のまき方」--それにはまず偉人の伝記を十冊読んで、その中から自分の一番好きな人を一人つきとめるのです。物事は最後の一つをつきつめないとだめです。偉人といわれる人はたくさんおられます。しかし、最後に…
「ハイ」に全人格をこめる あなた方はこの「ハイ」という一語が一体どれほど深い意味を持っているかということは、平素あまり考えていないかもしれません。しかしわたくしの考えでは、人間の人柄というものは、大体…
仕事の意義を知る 自分のなすべき仕事の意味をよく知り、その意義の大きなことがよく分かった、仕事は次つぎと果たしていかれるはずであって、そこにこそ、人間としての真の修養があるとも言えましょう。否、極言す…