引き上げぶり|7月3日のことです。
Release: 2018/07/03 Update: 2018/07/03
引き上げぶり
仕事の場合、時間がきたら、さっさと引き上げる。それは最もよいことである。
すべての仕事を、始末をつけ後片付けをして、道具、機械、物、そうした私の一日の仕事を助けてくれ、そうさしてくれた、すべてのものに感謝のあいさつをし、目礼して引き上げる。
一世の名匠、技術人たちは、その用具に対して、機械に向かって、そのはじめ、心をこめてこれをおがみ、これをいただき、またその終わりには、これをいただき、なでさすり、これをおがんで、「ありがとう」とまごころを尽くす。
7月3日、丸山敏雄一日一話幸せになるための366話、今日の言葉です。
物といってもやはり大事に扱うことは大事ですね。
イメージでは包丁や機械類をおもいがちですがどんなものでも大事に扱う方がいいですね。
現在であれば一番はスマホや携帯でしょうか。
肌身離さず持ち自分の分身のような道具です。
大事に扱う気持ちをだれもが持っていると思います。
そんな風に思える製品やサービスを考えたいです。
拝むほどに愛着を持つ。
ものも大事扱えば命がふきこまれる。
今日一日朗らかに安らかに喜んで進んで働きます。
関連コンテンツ
あなたは夫を喜ばしていますか。貴下は妻を大切にしていますか。君は両親をてこずらせていはしないか。老翁大人、あなたは子供や嫁を朝からガミガミとしかっていませんか。こうした反省から、あなたは周囲、毎朝出会…
あっても、なくても 金銭の豊かなときに安心して喜ぶ気持ち、いい気になる気持ち、実はこれが、貧乏人の根性です。 金銭が無くて困ることはいうまでもない。しかし、無ければ、有るように努力すればよい、努力して…
生きているとは 命は、目に見えぬ世界で、宇宙の本体と通じている。早い話が、人間一人ひとりは、電灯のようなものと思えないだろうか。ポツリと一つ光っているように見えるが、その実、電線で発電所と連絡されてい…
道義の枢軸は家庭 道義の出発は個に立つが、その「場」は家庭である。上に向かっての「敬」の徳は、子が親を敬するに始まり、下に向かっての「慈」は、親が子にそそぐ情から始まる。そして限りなく上に、または下に…
私が中学校長をしていた或るクラスに有名なシモヤケのひどい生徒がいた。 ある寒風の吹く日、生徒が教室で掃除をしている。はいって行くとそのシモヤケの生徒がいる。見ると雑巾を二本の棒ではさんで、板の上になで…