戦いの地を知り、戦いの日を知れば、則ち千里にして会戦すべし。戦いの地を知らず、(虚実)|3月9日
Release: 2020/03/09 Update: 2020/03/09
戦いの地を知り、戦いの日を知れば、則ち千里にして会戦すべし。戦いの地を知らず、(虚実)
知戦之地、知戦之日、則可千里而会戦。不知戦地、(不知戦日、則左不能救右、右不能救左、前不能救後、後不能救前。)
「戦うべき場所や日時を予測できるなら、たとえ千里を遠征しても、戦いの主導権を得ることができる、逆の、戦うべき場所や、(日時を予測できなければ、左側の軍は右側の軍を、右側の部隊は左側の部隊を救援することもできず、前衛軍と後衛軍が協力し合うこともできない)」
かっこ内は、戦いの日を知らざれば、則ち左は右を救うことを能わず、右は左を救うことを能わず、前は後を救うこと能わず、後は前を救うこと能わず。と訓ずる。
3月9日、孫子・呉子一日一話(兵法に学ぶ人と組織の動かし方365)の言葉です。
おはようございます。
戦うことにあればやはり相当な用意周到さが必要ですね。
天候や状況をしっかりと過去のデータをから予測する。
まず、それが出来なければ戦わない方がいいとも言えます。
今日も一日がんばります。
関連コンテンツ
私は三十年間、ほとんど学問と首っ引きの生活をいたしましたために、文字通りの夜更かしが続きました。 それが、二十年くらい前のある寒い早春の朝から、キッパリ早起きに変わりました。 やると決心すれば、あとは…
上達の道 書道をはじめたほどの方であったら、早く上手になりたいと願わない人は一人もありますまい。 そして上達したいと念願する人は、導く師が上手にしてくれるのだ、と思っておられる方が大部分ではないでしょ…
敬の一念と生命の進展 尊敬の念を持たないという人は、小さな貧弱な自分を、現状のままに化石化する人間です。したがってわれわれ人間も敬の一念を起こすに至って、初めてその生命は進展の一歩を踏み出すと言ってよ…
人間は、自分で自分の捕虜になっている。狭い柵の中にもぐりこんで自分勝手に苦しんでいる。おりというのは諸君の肉体である、さくというのは諸君の住宅である。肉体は心のいれもの(容器)ではないか。古人は言った…
算多きは勝ち、算少なきは勝たず。而るを況(いわ)んや算無きに於(おい)てをや。(始計) 多算勝、少算不勝。而況於無算乎。(吾以此観之、勝負見矣。) 「成算が多ければいくさに勝ち、少なければ負ける。まし…