持ち味を生ずる
Release: 2022/07/30 Update: 2022/07/30
持ち味を生ずる
一人の人間が、永い歳月にわたって明けても暮れても、常に心の底に持ちつづけて研究したことというものは、そこに一種独特の持ち味を生ずるものであります。【192】
#修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日常 #毎日ブログ #毎日更新
人間ですから興味はいろいろと移り変わりますが、若いころに没頭したものについては記憶があるものです。
何が違うのでしょうかね。
私もどちらかというと研究や没頭する方だとは思いますが永続きはしないのです。
明けても暮れてもというようなことには最近はなかなかなりませんね。
教授の学びたいという意欲は生涯続くのですが、そこまでに没頭するヒントがたくさん書かれているように感じます。
師を持ち、読書する。そんな気がするのは私だけでしょうか。
たくさんのことは頭にはいりません。
少しづつやります。
関連コンテンツ
三味境を味わう われわれが真に、自己の充実を覚えるのは、自分の最も得意としている事柄に対して全我を没入して三昧の境にある時です。そしてそれは、必ずしも得意のことではなくとも、一事に没入すれば、そこにお…
捨欲即大欲 人間が真に捨てるということは、意気地なしになるどころか、それこそ真に自己が確立することであります。否、さらにそれによって、天下幾十万の人々の心の中までも伺い知ろうという、大欲に転ずることで…
尊敬の念を持たない人は、小さな貧弱な自分を、現状のまま化石化する人間です。したがってわれわれ人間も敬の一念を起こすに至って、初めてその生命は進展の一歩を踏み出すと言ってよいでしょう。 #運命を創る10…
卒業後の指導として、一番根本的な指導は、何と言っても、有志の青年たちの読書会を設けることでしょう。というのも、もし読書会が真に正しく行われたならば、たとえその人が他に転任したとしても、それは会員相互の…
叡智の源 真の叡智とは、自己を打ち越えた深みから照らしてくる光であって、私達はこの光に照らされない限り、自己の真の姿を知り得ないのであります。【80】 #修身教授録一日一言 #森信三 #毎日投稿 #日…